朝は9時に起床。
寝起きは良くはないが、今日仕事がないと言うただそれだけで、とても鮮やかな気持ちになれる。
まぁ、やる事はあるのだけれど。
とりあえず、お湯を、飲む。
朝食が何もないのでスーパーに買いに行く。
できれば、もうちょっと早く起きていきたかったかもしれない。9時過ぎと言う時間は、朝と言うにも中途半端で、なんだろう、朝のあの凛とした感じが薄れている。
何日分かの朝食と、惣菜パン2つ、外適当な雑貨を買って帰る。
こういうときに、歩きながら食べる惣菜パンは、1割増位でおいしい。
とりあえずコーヒーを入れる。
朝、と言うにももう10時位。何をやるか悩んだ結果、2ヶ月ぐらいAmazon Primeに触っていないことに気がつき、映画を見ることにする。
何を見るか。
しかしこう見てみると、面白そうな映画が多いこと多いこと。それに対して私の英語に対する時間というのが少ないこと少ないこと。
選択肢が多ければ多いほど、選択が悩ましくなる面白そうな映画が多いこと多いこと。それに対して私の映画に対する時間というのが少ないこと少ないこと。
選択肢が多ければ多いほど、選択が悩ましくなる。昔くらい選択肢を狭めた方が悩みの少ない社会になるのではないか。
なぜ選ぶかってこれ、「時間の無駄」を極力少なくしたいんだよね。現代社会において、選択肢が増えたのに、時間は変わらないことによって、相対的に使える時間が減ってしまったように感じる。
この「ように感じる」というのが非常にミソで、実際何も変わってないのに、無駄に焦ってしまう。焦れば焦るほど時間は減るので結局のところ本当に「無駄」なのである。
かく言う私もうんうん唸って、少量ではあるが時間を無駄にする。
私が欲しいのはつまり、無遠慮に「これ面白いから見ようぜ」と言って押し入り、DVDを再生しだす友人なのかもしれない。
「舟を編む」を見る。
とてもいい映画でした。松田龍平は好き。「松田龍平は嫌い」て言う人の気持ちもすげぇわかるけど、私は好き。
ニュートラルなのだよね、どの役をやってもニュートラルで松田龍平なのだけど、それが役になってしまっているから、妙に馴染む。
ひょっとしたらこれはグルーヴというやつなのかもしれない。
宮崎あおいって、そのままアジカンのジャケに出られそう。少女感というか、不安定さと完全さが混ざり合って発色してるような。
これについてこれ以上語るとキモくなるのでここでペンを置く。
そのまま昼食。
以前同僚にもらったチキンラーメンのカップラーメンを食べる。サンキュー同僚。うまい。
たぶん私は100億持っていても、年一くらいでチキンラーメンは食べる。年一くらいでいいけど。
昼食がてら「プロフェッショナル〜仕事の流儀〜」を見る。ジブリのプロデューサー、鈴木敏夫の回である。面白い。
感想を書くとあと2000文字ぐらい増えてしまうので、略。みんな大変だなぁと思う。私も頑張る。
体調が悪くはないが怪しいので、四次元行きを断念して昼寝をする。
こう、「仕事をやるための回復としての昼寝」以外での昼寝はいつぶりだろうか。
たっぷり3時間ほど眠る。
いろいろと、リセットされた感。
罪悪感に気づかないふりをして、過ごす。
通販で買った「聖剣伝説 Legend of Mana アルティマニア」を読む。少中高大と、なんとなく繰り返しやってたゲームの、攻略本である。
これ、哲学的、衒学的なテーマとか言葉が多くて、好きなのです。
突然のゲーム、しかも攻略本である。これは果たして読書にカウントされるのか。引く事なかれ。
ゲームっても、結局はテキストの集合体である。言葉と、人間と、物語である事には変わりはないし、「人が、人を楽しませるため」誰かが作ったものである。そういうものに貴賤はない。
ゲームいいですよゲーム。
しばし没頭する。
昔の思い出もフラッシュバックし、いいスパイスになる。
実家で飯をくらい。
餅がうまくてたまらん。
太るのはまずいぞ、私。
入浴しながらいろいろ考え、面白そうな事はあったが、今は全て忘れてしまった。
もったいない気持ちはあるが、これは別に消えたわけではないので、いずれ浮かび上がってくるだろう。その時は私もちょっと面白くなるので、楽しみにしている。
歌の練習をして眠る。
よい、よいオフであった。
人生に、よい感じの隙間ができた。
とてもよいオフであった。
罪悪感め、消えよ。
○摂取したもの
舟を編む(映画)
プロフェッショナル〜仕事の流儀〜
さよならドビュッシー
