ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

2月17日仮宿籠城記録

朝は、朝?13:00に起床。朝ではないな。

昨日のライブを終え、北九州のGtソウイチロウの宅に泊まり、そこで目覚める。

 


私は福岡市住みだが、バンドは北九州で活動しているので、北九州で動く際はソウイチロウの宅に泊まっているのである。

今回は、3日くらいお世話になる。

めーわくをかける。ごめんねぇー。

 


目覚めると、ソウイチロウ君が仕事に出かける準備をしている。

私は今日は何もないので、毛布にくるまって携帯をいじる。


そのうちにソウイチロウ君が、仕事へ出る。

私は1人部屋に残され、そろそろと起動を始める。


今日やること、それは、毎度ながら、動画「ノンフィクションの映像」を作ることである。

色々とそろそろ、締切がアレなのである。

 


とりあえず、昨日、睡魔に蹂躙されながら書いたブログの続きを書き、投稿。睡魔の恐ろしさに戦慄したが、これで負債はなくなった。

 


まずは物資が必要だ。

この部屋はソウイチロウ君の部屋であるため、私の物資は、ない。着替えた後、近場のドラッグストアまで出かける。

パン、卵、ハム、チーズ、うどん、味噌、コーヒー、お菓子、諸々を買う。


私は、明日の昼までこの部屋に籠り、動画の全てを仕上げるつもりだ。

籠城戦の準備を、粛々と始める。


外は、よく晴れていた。

こんな日には全てを忘我してボカして、如月の空に溶け込むように散歩をしたいものだが、多量のノルマがそれを許さない。がっでむ。実に、ガッデム。

 


ソウイチロウ宅に戻り、パンにハムとチーズを挟み、コーヒーをしばく。

一呼吸置いて、作業を始める。


動画を作る。

大体の映像は切り終わって貼り終わったので、それに字幕を並べていく。

これがまたね、別に楽しくないんだよ。

楽しくなくても、やらねばならんのだよ。


いろいろ思いながら、筋トレのように精神をいじめ、動画の作成は続く。

キーボードをステップで刻み、パッドの上で指は踊り、合いの手のようにエンターキーを叩く、冷たい八畳に、独り舞台が踊る。

 

 

 

マジで、何もなく夜になる。

そんなに腹は減っていないが、崩壊した食事のリズムを整えるべく、食事とする。


寒いので、うどんを食す。味噌も買ってきたので、味噌煮込みスタイルを繰り出す。


部屋のキッチンを借り、材料を揃え、レシピなんてものはない、想像による創造が始まる。


過去8年ほどの一人暮らし、8年ほどの自炊の果てに私は学んだ。


「焦がさなければ、食えなくなることはない」

(食えないとしたら、元から材料の何かがおかしかったのである)


大切なのは勢い、鍋の中が、思惑で煮える。


うどん、味噌、卵とわかめ。

味噌煮込みうどん、爆誕

 


うどんを入れるのが早かったか、離乳食みたいになっちまったが、食える食える。うまいうまい。味噌にもとろみがついて、うまい。温まる。よき。

 


食事を終え、二息とコーヒーを入れると、再び動画で独り舞台。もーね、やんなる。


それなりに、目処がたち、夜も深まる。

早く仕上げねば、2月の月末は、近いぞ。

 


とりあえず、ブログを書き始める。

しかし今日は、本当に一日、動画を作っていた。必要なのだが、こういう日の無駄感は、すごい。


将来的に無駄ではないのだろうが、預金のお金が、次々とユーロ辺りに両替されていく感覚が、ある。


無駄ではないが、なんだろうなぁ。

即効性の効果がないものを続けるのは、つらいよなぁ。

 


ブログを書き終えたら、本日はどうするか。

深夜に帰ってくるソウイチロウ君を待つか、先に寝ちまうか、動画を完成させるか。

 


まぁ、どれにせよ、食えないことはない。

食える食える。