ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

7月2日 ループサイド

朝は6:50に起床。

目が覚めるとそこは地獄であった。

 

昨夜は、また調子こいて夜を更かし、しかも寝付けなかったという、最悪の夜であった。もはや災厄とも言っていい。マジに過言ではない。

そして本日はバイトである。ヤバイ、これはマズイ、ヒドイ。しかしながら、生きねばならぬ。味噌汁を沸かし、昨夜実家から授かった握り飯を食べる。

また今日も、雨の予報がある。自転車が使えないのも、地味に痛い。しっかりした運動が最近、できていない。別に、そこまで健康に気を使っている訳ではないが、フロントマンたるもの、太るわけにはいかん。ストレスが溜まると、私は過食気味になってしまうのだ、運動はどこかでせねばならん。

梅雨は色々、芳しくない。歳もとるし、ああ。

 

時間である。着替えて、外に出る。雨は降っていない。最近、九州北部、降る降る言う割に降っていない。自転車、洗濯、あらゆるタイミングをすかされている。つらい。

 

歩いて駅へ、駅から電車、街、バイト先へ赴く。

 

着替えて、タイムカードを撃つ。あくびをひとつ、バイトを始める。気分は最悪、眠気は壮大、もう帰りたい。今日はマジでヤバイな、水道で用具を洗いながら、軽く死を覚悟する。

だいたい、こういう日は、疲れているのは初めだけで、段々とテンションが上がってくるのだが、本日は4時間経っても、まだキツイ、これはマズイ。イスを拭きながら、辞世の句を考える。

 

なんとか、仕事を終える。ヘロヘロのまま、駅から電車から、途中のコンビニで菓子を貪りながら、事務所へと戻る。戻る通りの川沿いで、一匹だけ蝉が鳴いていた。あぁ、そうか。

事務所へ到着。よし、生き延びた。しばらく、眠る。

 

起きる。疲れは、まぁ、うん、まぁな状態。グダグダしながら、何とか起き抜けてコーヒーを淹れ、さて、作業をせねばならぬ。作業、いや作業。ホント多いな、作業、きっつぅ。自分で決めた事だが、きっつぅ。体力もだが、精神がおっつかん。

とりあえず、動画作業に入る。切ってある動画を、並べて、繋げる。が、追いつかない。精神が、追いつかない。それなりに作業はできたが、やはり、それなりである。いかんね、先日の誕生日の有難い祝福により、それなりにストレスは減ったと思っていたが。色々と、うまくいかん。

 

しかし、考えてれば考えるほど、30歳という数字に想像以上に精神を侵されている。バンド界隈、若い人間多いのだよなぁ。誕生日を迎えた瞬間はむしろ平気だったが、じわりじわりと、菌が繁殖していくのを感じる。滅菌したい。しかし私は、アルコールは受け付けぬ。くそう。

 

なんだかんだ、夕食のために実家へ。夕餉を頂き、しばらくは、うなだれる。さくら嬢に、そこそこ踏まれたりして、事務所へと戻る。

戻った後も、グダリグタリと、作業ができない。時間なので、ブログを書き始める。

 

いかん、いかん、良くないループに入っている。何をすべきかわからない。こなす作業は無限にある。締め切り事情もある。眠れねばならぬし、ある程度遊ばねば動けぬ。

 

詰まっている。少しだけ、少しだけ作業をして、眠ろう。