2022/7/31
変わらないギター
最近は、こそこそとレコーディングをしています。先々週はベース、今週でリズムギターが終わりました。やはり大変ですが、少しずつ完成に近づいていくのは楽しいものです。弦をひと搔きするたびに、ほんの少しずつ、空想が実体化していくのがわかります。自分の作品が増えるってのは、それだけで人生に張りが出るのでオススメですぜ。
今回ギターの録音には、ストラトではなくライブでは使わないサイクロンを使っております。安物ですが、ストラトにはない音の潰れ感、かつ芯はきちんと残る広がりには、中々に深みのある味わいがあり、結構に気に入ってます。
まぁ、気に入ってると言っても、比較して選んだわけではなく、あるもの、手に入れたものを好きになっただけなんですがね。
世の中には何本も何本もギターを持つ方々がいます。とても羨ましいですが、しかし私の作る音楽を考えたら、この2本があれば十分かと思われます。ストラトとサイクロン、どちらもそれなりに対応力もありますので、今のところ不便はないです。
私は、特にライブでは1本のストラトをずーっと使い続けてます。単にお気に入りですし、そういう使い込みが格好いいとも思ってやってます。しかし、何本ものギターを武器のようにはべらせて、それを時と場合で選んで戦うような、そういうスタイルも、とても格好いいですよな。そういうのにも、それなりに憧れております。なんか、違うタイプのストラトを3本くらい持ってたりするんですよね。余裕のある強者の構え。数多の攻撃手段を持つ魔王みたいな凄みがあります。実に羨ましいもんです。
しかしまぁ、沢山持っていると管理が大変ですし、弦代も調整の手間も馬鹿にならんでしょうしね。何よりも1本が高いですので、私には現実的ではないですな。酸っぱいブドウにしておきます。
現状、特に増やしたい欲求とか、求めてるサウンドとかもないので、当分、ギターは変わらないと思われます。ライブの見栄えが変わらないのはちょっと申し訳ないですが、まぁそれが格好良いと思ってやってるのでね。どうかお付き合いください。