ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

エンタメのパワー(筋肉)

 

 

 

 

 

2022/8/17

エンタメのパワー(筋肉)

もう何回目かわからんですが、アガリスクエンターテイメント「その企画、共謀につき 『そして怒涛の伏線回収』」を観ていました。演劇ですね。こんな面白い演劇なかなかないです。

https://youtu.be/BixQ0JcXhM4

後半になるにつれてどんどんカオスに、無茶苦茶になってくるのですが、どんな時でも壊れたり馬鹿になったりはせず、あくまで理性的に話を構築していくのが、たまらないのです。絶対に爆発しない、導火線だけが無限に肥大しながら焼けていく狂気、大好きなんですよな。

こういうのを見るたび、やはり私はエンターテイメントが好きなんだと思い知らされます。良いお話も、情感に満ちた作品も結構なのですが、やはり笑えるものであったり、ワクワクするもの、ハラハラするもの、そういうモノを私は選んでしまうのですよな。

そういう作品には、いわゆる「牽引力」みたいなものがあります。それは観ている我々を、物語の中にグイグイと引き込んでくれるものです。その力強いパワーに引きずられるまま、ストーリーの中を駆け抜けていくのは、とても心地が良いのです。

演劇や映画だけじゃなくて、漫画、小説、音楽、ゲーム、なんでもそうなんですよな。エンターテイメントは牽引です。そのエネルギーを感じたいし、そのエネルギーを、私ももっと生み出していきたいですよな。頑張ります。

 

しかし、情感や良いお話がないと、肝心の物語が薄くなりますからね。その辺ももちろん大事なんです。私の実に贅沢なことで、困ります。マジで困る。