ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

すくみ、上がらず

 

 

 

 

2020/7/24

 

すくみ、上がらず

 

突然の不合理と、積み重なった失策と、自ら課した責任が互いを喰い合う様を、寝床に横たわって見ていました。

どれかが勝てばその通りに動いただろうに、最後の一歩で怖気づく御三方は決め手に欠き、飛び散ったよくわからん肉片が、首の固定された扇風機で六畳を舞っております。

そんな日でした、扇風機の音が聞こえる。