ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

2020-09-01から1ヶ月間の記事一覧

長い月のお別れ

2020/9/30 長い月のお別れ 9月が終わろうとしている夜は、悪くない月が浮かんでいた。 9月という、夏の終わりを広め、年の終わりを啓示し始める奴は、いつも寂しい雰囲気でいる。夕焼けとため息が似合う奴は、何でもない顔で、いつの間にか街の中へ消えてい…

NGゆえのリテイク

2020/9/29 NGゆえのリテイク 昨日、新曲を公開しましてた、まだの方は、是非に。 「クロマクロマン / AIノンフィクション」 https://youtu.be/kHRq9cFC3KA それで、今はまた次の次くらいの曲を作っているのですが、ベース、リズムギター、リードギターまで録…

黒幕浪漫

2020/9/28 黒幕浪漫 ボカロみたいなことやってます、AIノンフィクション、新曲を作りました。 「クロマクロマン / AIノンフィクション」 https://youtu.be/kHRq9cFC3KA 日々を何かのせいにする、我々のための音楽です。 飲み屋での適当な会話みたいな、まぁ…

名作という

2020/9/27 名作という 何年前のモノであろうが、それの媒体がなんであろうが、それに込められたテキストや、それの深層にある想いは、岩のように変わらず存在するものです。 19年前のゲームに教えられる事も、当然ながら、ある。 作品に貴賎はないが、格付け…

感性の完成

2020/9/26 感性の完成 細々した調整をやっとこさ終えて、問題がなければ、近く公開できそうです。 最後、音源のギターの音量を1上げるか上げないかで、30分近く時間を使ってしまった。しかしまぁ、違うのだから仕方がない。 何というか、馬鹿な曲です。でも…

先の話

2020/9/25 先の話 全霊のライブをすると、翌日は、死んでいる。 特に最近は、前ほどのペースでライブができていないので、継戦能力も下がっている。いや、やるとあらば、この体力でもやるけどね、ライブ。 今日はとにかく、眠っておりました。ツーマン、結構…

雨に唄えばオーバーラブ

2020/9/24 雨に唄えばオーバーラブ 福岡、アーリービリーバーズにてライブでした。 大阪、それでも尚、未来に媚びるとのツーマンライブ。本来は4月に我々の主催でやる予定でしたが、流れてしまったその公演の、リベンジができました。 ありがとうございまし…

手痛い停滞

2020/9/23 手痛い停滞 なんとなく、去年のブログを見てみたら、仕事ができない仕事ができない、疲れた疲れたと、グチグチ言っていた男が居た。今年とあまり変わっていないな。流石に今年の方が、余裕はあるけど。 ところで2020年、残り100日らしい。まじか。…

動く画とそれに合わせて流るゝ音楽

2020/9/22 動く画とそれに合わせて流るゝ音楽 ちょくちょく作っておりましたAIノンフィクションの新曲、とりあえずできたので、調整して来週には出せそうです。 面白い曲になってると思いますのでね、ご期待くださいな。 私は、私の作品を作っていきたいよ。…

ピカピカ動く

2020/9/21 ピカピカ動く 練習でした。 昨年に比べて、自粛自粛で練習もライブも激減していますので、なんとなく回路が鈍っていた感覚がありました。反射が反応に、インパルスがもたつく、というピンポンで言ってたヤツです。 が、本日の練習で、取り戻した感…

秋の夜長の

2020/9/20 秋の夜長の 「秋の夜長」って、どういう話なのか原理なのか知らないけれども、過ごしやすくなった夜、コオロギの声を聞きながら佇んでいると、時間がゆっくりになった気がする。 コオロギ、良いなぁ。ずっと聞ける。横になってまどろみながら、こ…

金と時間とクオリティ

2020/9/19 金と時間とクオリティ 作り込めば作り込むほどクオリティって上がるのだけれど、代償として時間か金銭は失われる。 クオリティを高めるのは当然大切なのだけれど、お金をかければ天井がなくなり、時間をかければ作品の数は減る。夢想論や根性論を…

子供心の秋の空

2020/9/18 子供心の秋の空 夕方、とあるお店でほうじ茶とバラードしていると、隣の机で子供がふたり、キャッキャしていて、窓の外のこの風景を見て一言。 「お外はまだ朝なんだね」 ほぅ、と私は息を漏らしてしまった。 日も暮れた、どんよりとした曇りのこ…

雨事情

2020/9/17 雨事情 用事もオフも、雨が降るだけで、おじゃんですよ。 整わない日々だね。休むに似たり。休もう。

熱の中

2020/9/16 熱の中 こないだの、8月のライブ映像を見返していたら、自分のライブながら、結構熱中してしまった。 うん、まだ大丈夫。大丈夫だな。 自分で良いと思った曲をやってる以上当たり前だし、この間が完璧なライブができたかと言われればそうではない…

油断その前に

2020/9/15 油断その前に みんな、そろそろ、長袖を、着ろよ。 鼻水をすすりながら、男は言いました。

開封を止めるな

2020/9/14 開封を止めるな 京極夏彦「魍魎の匣」読了。 千ページを越える、鈍器みたいな文庫本である。読む手が、とても疲れた。 ミステリーである。安楽椅子ものでもあり、刑事物でもあり、超能力探偵も出てくる、その混沌さには感嘆する。 単純な人死に謎…

また秋の話をしている

2020/9/13 また秋の話をしている 取り残された夏の名残の太陽を、秋の風が覆っております。 散歩の季節としちゃ、最高ですね。 最近のブログは秋だらけですが、それだけこの季節は叙情があるのです。ジュブナイル時代、仲の良かった友人の引っ越しが決まった…

徒然初秋

2020/9/12 徒然初秋 風が透明になってきました。秋、ですね。 ここら辺で、衣類と様式のコンバートをうまく行わないと、風邪を引きます。私はもう20回くらいは繰り返しておりますのでね、皆さんも注意しましょう。 しかし、1年365日と日本の四季のバランスは…

私と話とソレと

2020/9/11 私と話とソレと ボイスメモに残された、傑作の青写真が、恋人のように、友人のように、私を励まし、勇気づける。 もう10年くらい、ずっとなんよな。 いずれみんなに聞かせてやろう。我々の話を。

いずれの私のための

2020/9/10 いずれの私のための ツイッターを見ていたらやはりここ何ヶ月かで、脱退や解散のニュースをよく見る気がします。12月、2月並みによく見る気がします。悲しいもんです。「コロナ禍でライブができない」という状況は、揺れていた方々にとっては充分…

夏のサイレン

2020/9/9 夏のサイレン 果たせなかった思い、叶わなかった願い、通らなかった未来、そういう事を想うと、胸が締め付けられます。廃墟や廃村、そこに散る本や玩具、朽ち果てた看板。何かの痕跡。 そういう想いを、溢れんばかりに1枚のディスクに注ぎ込まれた…

「雨に唄えば」を見れば

2020/9/8 「雨に唄えば」を見れば 「雨に唄えば」 興味ある、というよりは、教養として観ました。ミュージカル映画なるものは、たぶん成人してから観てなかったのですが、結構楽しめました。 単に良い歌と良い踊り、ではなく、時折「凄い踊り」が入るのが良…

知ったこと

2020/9/7 知ったこと 台風、私の方は車も機材も(多分)無事で、それほどでもなかったですが、やはり被害は出たようで、暗澹たる思いです。 遠く離れた、全く接点のない人でも、悲しい話を聞けば、悲しくなるものです。「関係ないじゃん」なんて切り捨てる人も…

追いお祈り

2020/9/6 追いお祈り 窓の外は、のたうつように風が暴れています。 何も知らん、昔の人は怖かっただろうな。大いなる力、見えざる意思さえ感じる。「風の塊がきてますよ」と「透明な化物が暴れてますよ」で、どっちを信じるかは五分五分なんじゃないだろうか…

来訪者

2020/9/5 来訪者 窓の外が、不穏。いよいよもって、奴、台風の接近を感じます。 台風が近い時の空は、普通の雨風にはない、特別な不穏に満ちて見えます。予感の粒がそこら中に飛んでいて、今はまだ小さいが、ぶつかり合って肥大すると、いずれとんでもない事…

夕暮れの野暮

2020/9/4 夕暮れの野暮 なんと秋めいた空気だろうか。涼しかったので、窓を開けて過ごしていたら、蚊が入ってきて、刺されました。 クソ、お前だけは、ほんとうに、クソ。この世の何を許しても、お前だけは、ほんとうに、クソ。

夏のシ

2020/9/3 夏のシ 夏がゆっくりと、埋葬されていく、そんな季節になった。 暑さも幾分収まって、破壊的だった空は和らいで、ツクツクホーシの声さえ減って、世間から少しずつ、夏が減ってきている。 シャベルか何かで、毎日一掻きずつ、夏に土がかかっていく…

18年前のサイレン

2020/9/2 18年前のサイレン 最近は、18年前のゲームに、ひーひー言うております。「サイレン」というホラーゲーム、めちゃくちゃ面白い。 単純にストーリーが面白く、さらにこれ書籍なんかも多分なってないから、このストーリーを見たいなら、ゲームやるしか…

長月を忘れて

2020/9/1 長月を忘れて 朝起きたら、すでに9月であった。8月、早いもんだな、8月よ。 夏がこと切れたら、あとは早いぞ。秋になり、冬になり、激動ならぬ激止の2020年は終わる。 あと4ヶ月、何を作って、残せるか。 せめて残していかねばね。 9月を「長月」と…