ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

代わりのないもの

 

 

 

2021/10/8

 

代わりのないもの

 

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福岡OP'sにて、ライブでした。

サポートドラム、コージーとのライブも3回目。少しずつグルーヴも寄り添ってきております。まだまだ、良くして行きますぜ。

OP's、オープンして少し経つのに演ったことも行ったこともなく、完全に初めましてでありました。しかしスタッフはキューブリックの皆さんと、場所自体も元grafなので、なんだか奇妙な感覚でした。新しい場所なのに馴染みがある。やりやすい。とても素晴らしい。ありがとうございました。

昔からノンフィクションを見てくれているお客さんにも、今回見て頂きました。最初期ベースのトモくん体型すら見た事のある古豪であります。そんなんもう9年前とかの話ですよ。私ですらあんまり覚えていない。昔の話をずっとしながら、懐かしい気持ちでいっぱいでした。

当時のココは当然grafで、我々も県外はおろか福岡市にもあまり来ておらず、そのくせ自信だけは満々で、思いのままに弾き叫んでおりました。弦を何本も切りながら、右手を出血させながら、結果がまるで出ないながら、それでも何故か自信満々でした。

あの頃対バンしていたバンドは大体いませんし、ライブハウスのスタッフさんも変遷しておりますし、なんならgrafも移転していますし、我らがアーリービリーバーズはもうありません。あらゆるものが変わって行きました。変化は元来悪い事ではありません、むしろ良い変化というものも沢山あります。しかし変化というだけで、それだけで少し、寂しくなってしまう。そういう変化も結構あります。

ノンフィクションも初期から、20を越えるサポートの変遷がありました。私の想いもソウイチロウ君のギターも、流石に変化はしています。それでも私とソウイチロウ君2人で「ノンフィクション」というバンドを続けております。バンドの芯たる部分は変わっていないつもりです。まぁ「結果が伴わない」という点においても、あまり変わってはいないのですが。

変化はすれど、まだまだ続けるつもりです。せめて我々を好きでいてくれる人達に、寂しい思いをさせないように、頑張ります。宜しくお願いいたします。