ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

まつりのあとの

 

 

 

 

2020/10/25

 

まつりのあとの

 

昨日、ライブを終えて、終電もないのでソウイチロウ君宅に泊まりました。

私と、よたれ君と、ソウイチロウ君。同い年3人で、馬鹿な話を3周くらいしたら眠り、目が覚めたら、馬鹿な話を4周くらいしていました。とても、楽しかった。

馬鹿な話で笑いながら、特に何をする訳でもなくみるみるうちに時間は溶け、その無意義さに苦笑しながら、また誰かが口を開く。

ツアー中とか、こんな感じでしたね。ちょっと懐かしさすら覚えてしまいました。

 

昼前によたれ君は、バスに乗り福岡へ帰宅。私は小倉に用があったので、まだソウイチロウ君の宅で準備を長引かせながら、ソウイチロウ君と話しておりました。

どうでもいい雑談から、昨夜のライブの所感をから、我々にとってのみ大事な精神論まで、津々浦々と言葉を交わす。やはりソウイチロウ君は、ノンフィクションを、私をよくわかってくれている。ありがたい。他の人には伝わらない行間も(これは私が下手なだけなのだが)ソウイチロウ君には伝わっていたりする。

そういえば、昨年は毎週のようにこの家に泊まり、大体こうやって話していたな。中にはキツい話もあったが、今はそれさえも懐かしく思えてしまう。

完全な日常を取り戻すのはいつになるか。そもそも取り戻せないかもしれないが、またそうやって、混迷なる日常を、馬鹿みたいに笑っていきたいと、切に思う。