ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

先輩風邪

 

 

 

 

2022/6/5

先輩風邪

今日も今日とて、ライブを観に四次元に行っていました。

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真昼間、というバンドはかつてノンフィクションもサポートしてくれていたBa.お嬢のやっているバンドです。私の数少ない「後輩」と呼べるバンドなので、先輩風をびゅうびゅう、吹かせてきました。対バンには熊本のキッチンもいて、またもびゅうびゅう吹かせておりました。

単純に歳下のバンドは沢山いますが、素直に「後輩」と呼べるのは本当に少ないです。そもそも、我々による「先輩」という行動ができてない相手は、例え同郷であっても後輩にはならないと私は思っています。まぁその辺はシンプルに、我々の不甲斐なさもあるのですがね。そういうバイタリティ、足りていないです。

逆に、我々にも「先輩」という存在は、とても少ないです。面と向かって言える人間はほとんどいないかもしれません。ノンフィクション、長くやってはきましたが、いわゆるジャンルの界隈、みたいなのからは無限に逃げ続けてきたのでね。北九州では昔からメロコアやハードコアが強く、我々のいわゆるオルタナみたいなバンドが少なかったのもあります。SHIMAやノスタルジアセブンなんかは同郷的な意味では先輩ですが、面と向かって「先輩です」とは言えないですな。そう考えるとマジでいないかもしれません。

界隈から逃げ続けたのは我々ですが、先輩、と言える存在が嫌いなわけではありません。むしろ昔から欲しいくらいでしたが、我々のビビリもあり、そういう関係を作る事はできませんでした。

なのでね、せめて、「後輩」と呼べる人がいるのならば、できる限り先輩風を吹かそうと思っています。別に恩着せたり、見返りを求めるつもりはないのですが、単純に出来ることがあるなら、何かしようとは思っています。昔、欲しかった存在に自分達がなれたら、それはとても嬉しい事だと思いますので。

まぁ、出来る事は少ないでしょうので、出来る限り、ですね。あ、後輩諸君は、迷惑だったら言ってね。本当に。言いにくかったらソウイチロウ君にでもいいよ。宜しくお願いします。