ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

1月1日

1/1

あけましておめでとうございます。

六畳間の、薄ら寒い虚空に向かって呟き、再びキーボードに向かう。

鳴っているのはキーボード、PCファンと時計の音。

 

とある動画の編集をしている。

動画をケーキとするならば、今スポンジ側面にクリームを塗っている。そのくらいの段階である。

 


まだ深夜、少しして「十執念」企画を発表した。

十周年を記念した、十の企画である。

正直、タイトルはお気に入りである。

格好良くてにやにやしちまうぜ。

 

しかし、企画すべてに万全に準備ができているわけではない。というか、逆。すべての準備ができていない。

ギリギリまで調節して、次々に出していく形になる。

まぁ、そんなものさ。

先送りにするよりかは良かろう。

 

動画の編集を続ける。
動画内の自分の声を連続十回くらい聞いていたら精神的に参り、文字にすれば「ウャァーイ」と叫んで、諦めて眠る。


3時頃眠り、10時頃起きる。

睡眠を削らず7時間寝るならば、0時に寝て7時起きでも良いのでは?とは思う。

しかし、寝ると明日が来てしまう。

ので、我々は作業を続行してしまう。

深夜は「最悪睡眠を削る」という手段が取れる。朝は、取れない。

正味、怖いよなぁ。

 


湯を沸かし、飲む、バナナを喰らう。

足下から冬を感じながら、身体は温まる。

 


通常、眠ると翌日になる。

しかし12/31から1/1のタイミングのみ「寝てもまだ1/1!」になり、得をした気分になるのは私だけだろうか?

わかりにくかったらすまない。説明がしづらい。

 


実家に向かう。

新年の挨拶を済まし、おせちを頂く。

特別感というか、単純に、んまい。

父が「今年もあと364日か」と呟く。

去年も言っていたぞ、父よ。

 


正月番組の面白くなさを確かめるため、地デジの発色を眺め、やはり面白くなく、少し眠り、事務所へと戻る。

 


またも、動画を編集する。

昼下がり、外の川で、トランペットを吹いている馬鹿がいる模様。あんた最高だぜ。

コーヒーを飲みながら、しばし叙情感に浸る。

トランペットは上手くも下手でもなく。

とても、よい。

 


作業を、続ける。

動画をケーキとするならば、果実を切り終わった状態。

 


しかし部屋が、寒い。

靴下を増やし、お湯を水筒にためておき、定期的に飲む。


しかし、寒い。これは死ぬぞ。

最後の手段、湯たんぽをつくり、抱える。

おお、これはよい。よいぞ。

見栄えとか、社会的にヤバイ気もするが、この暖かさには、勝てぬ。

 


しかし、眠くなる。

ので、少し眠る。

起きて作業をし、夕食を喰らう。

 


またも作業。

動画ケーキの果実を乗せ、形を整えながら、同時に他の十執念の準備をする。

つまり、このブログ「ヒズミ回想」である。

ただひたすら、今日やったことを、書く。

 


正直、面白くするつもりはない。

こまっしゃくれた思考とか、疑問を書けば、見応えのあるものにはなると思うが、毎日思いつく保証もない。

ただ、こういうのは続けることが、面白くなるのではないか?200日くらい続ければ、面白くなってくる気がする。

つまり199日は面白くないのか、ヤバイな。

 


毎日、毎日か。

書けるのか私は。

正直、わからぬ。

 


毎日、見てくれるのか。

正直、わからぬ。

「誰も見てなくても、やるよ!」

とは、本当に誰も見てなかった場合には、言えない気がする。


わからぬ。わからぬ。

新年早々わからぬ。


しかし、「ただやれば良い」というのは、私に向いている。

自分で完結する作業は、とてもやりやすい。


とりあえず続けよう。

限界よ、とりあえず、下がっておけ。

私が通る。


眠る。