ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

発見の抜剣

2024/5/13

ノンフィクションは深夜、練習でした。

久しぶりのサポートBa.松岡くんと共に、殺気を込めた音像たちを和気藹々とぶつけていました。しっかりと深い雑談もして関係性も深まりまして、次のライブが楽しみです。目にものを見せてやりましょう。

 

意気揚々と練習をした際、とある発見をしてしまい、そこから私のテンションはダダ下がる事になりました。詳しくは言いませんが、発見自体は価値あるもので、しかしこれまでの私の苦労みたいなのものが一部水泡と化してしまうものでした。トラウマ、までは言い過ぎですが、それに及ぶレベルの脱力がありました。ひどい話です。

発見自体はマジで前進で、更なる音楽の向上がもたらされることでしょう。それ自体は私も楽しみにしています。しかしそうじゃない部分が私を大いに苦しめるのです。例えるならなんでしょうね、「よく働いてくれていたけど、タイムカードの打ち方が間違っていたから、君今月の給料はないよ」と言われたような苦しみがあります。私のせいなのは間違いないのですが、そりゃあないぜ。

過ぎたことは仕方がないですし、どうゴネても取り返せるものではないです。そんなことはわかっているんです。でも止血をきちんとしたところで、傷が痛むのは変わらないのです。しばらくは鼓動のたびにズキズキと、心の傷がピリつくことでしょう。病んじまうぜ。