ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

1月29日バイオハザード終盤

深夜、密閉された六畳で、インフルエンザ治りかけの男が1人、液晶を睨みながら十指を効かせていた。

お湯をグビグビ飲みながら、時折ゾンビじみた呻きをあげ、反射した眼鏡の奥の瞳は、心底嫌そうに、全てを呪っていた。それが私です。宜しくお願いします。

 

 

 

昨日23時55分にブログを書き上げた後、そのまま作業に移った。いや、正確には、なんか10分くらいの動画を一個挟んだあと作業に移った。

 


作っているのは、我々ノンフィクションが隔月で発行し、ライブ会場限定で配布しているフリーペーパー「ヒズミ会報」その最新号である。

イラストレーターとフォトショップ、持ち前の中途半端な美術センスを駆使し、縦横無尽に項目をクリアしていく。やっている事は、テンプレートを埋めているだけだが

 


インフルエンザさえなければ、2日ほど前に終わらせているはずの内容であった。おのれA型。

 


しかし、インフルエンザだろうがなんだろうが、業者は動かせない。個人はできても法人は動かない。朝までに終わらせなければ、どう頑張ったって2月3日のライブまでに届かない。

幸いにして、考える事はあまりない。ただただ、作業、作業、作業である。

 


30分毎ぐらいに、深夜の隣人に気を使ったデシベルの奇声を発しながら部屋を歩き、観念したかのように椅子に座り、また始める。

複数回繰り返し、そろそろ奇声のバリエーションも尽きてきたころ、何とか完成する。

朝の4時を回っていた。

さすがに、はっちゃけすぎた。一応私インフルエンザだし、これははっちゃけすぎだ。

 


まま、できたものはできた。結構な達成感に包まれ、一息をつく。このままコーヒーでも飲んで優雅に過ごしたいところではあるが、さすがに眠気が過ぎる。一応私インフルエンザだし、眠らねばならんだろう。

お湯を沸かしグビりグビり飲み、歯を磨き、最後の奇声を発しながら毛布に包まる。嘘、毛布にくるまった後も、結構奇声を発していた。

 


しかしもうマジで、自律神経がパゲたんじゃないかと思う位寒かった。寝るの遅すぎか、朝が寒すぎか、疲れすぎかインフル知らんが、本当に寒かった。両手両足が人間の体温を取り戻す気配がない。ずっと布団の中でぐっぱぐっぱ動かして、無間の寝返りの中で、何とか安息へと落ちていった。

 

 

 

そして、起床。

10時半であった。

とりあえず、熱を計る。微熱。

上がってなくてよかった。だいぶ無茶をしたが、免疫能力の方々は頑張ってくれた。今度ラーメンでもおごってやろう。

 


とりあえず、今日は動くぞ。

そろそろ作業を始めねば、いろいろとやばいのは間違いないのである。

しかし名目上はインフルエンザであるため、念のために、ベットの上で半身を毛布に入れ、その上にノートパソコンを置いて作業すると言う入院患者スタイルで行くことにした。

これで大丈夫。

一体何がかは知らんが、大丈夫。

 

 

 

しかしね、しかしですよ皆さん。

もうインフルエンザとの大勢は決しまして、後は快復に向かうだけなのは間違いありません。しかし、万が一敵からの逆襲がないとも限らない。そう思ったら、好調ならまだしも、少しでも気分がよくなかったら、やはり仕事をしないで寝るべきだと思いませんか。

私はそう思います。

 


して、作業っていうのが大体はめんどくさいものなんです。んで、めんどくさいものをやっていると、あまり気分は良くないですよね。つまりね、うん、この状態、気分が良くないならね、休むべきなのではないでしょうか。

 


いやこの、仕事をやっている時の良くない気分と言うのは、健常状態であっても起こり得るものなのはわかっているのですが、万が一もしも、この良くない気分が、インフルによる逆襲が起きかけているのだとしたら、それはもう、仕事を止めるのか義務じゃないですか。

 

 

 

このような論争が、今日1日ずっと、私の脳内で行われていました。私の中の天使と悪魔と仏と鬼がスマッシュブラザーズしておりました。私は未だに、64版しか知りません。

 


要するに、今日もあまり、仕事ができませんでした。

しかし、できない用の免罪符は、大量に刷ってあるので、お好きなだけ持って行って下さい。

 


何をやっていたかでいいますと、ずっと昔好きだったテキストサイトを読んでおりました。Numeriというサイトです。モロに男性向けですが、狂ったように面白い奴です。

こういうのって、「読書」にカウントされるのかしらん。「ネット上だから駄目」というならキンドルもアウトになるし、「本じゃないから駄目」というならこのサイトも同人ながら本を出しているし、どうなのかしらん。

どうでもいいのかしらん。

 


しかし、本当によくない。バイトもできない、仕事もできない、ロクに遊べもしない、その甲斐あって1日が一瞬で過ぎていく。

一瞬は言い過ぎた。でもマジで6時間くらいで終わる。これは本当によくない。

早くインフルにトドメを刺し、私を怠けさせるための理由を殺さねばならぬ。マジで。

 


ので、本日は早めにブログを上げ、早めに眠り、明日起き、掃討を確認でき次第、インフルとの因縁は断ち切ろうと思う。

インフルよ、今夜が最後だ。

諦めて歴史になるがいい。

 

 

 

 


そう書き終えたのが、22時ころ。

Gtソウイチロウ君からの電話を受ける。

 


そうだった。今、小倉にて、サポートBa.お嬢がレコーディングをしているのだ。

私も立会う予定だったのだが、自宅待機となったので、完全に忘れていた。

 


もしかしたら、緊急の確認があるかもしれない。おいおい、眠れんやん。おいおい。

 


これは、アレか、仕事を、しろと、アレか?

わかったよ。するよ。すりゃあいいんだ。

そう、本当、すりゃあいいんですよ。すりゃあ。

 


とりあえず、半身を包んだまま、ギターを手に取り、新曲作りから始める。

まず、ギターを弾くのが久しぶりである。家弾き用の赤いギターは、安いせいか古いせいか、チューニングが合いづらいが、まぁ適当に弾く。

ピックを持って、ジャカジャカと循環、おいおい、楽しいぞこいつ。忘れてた。私ギター好きだわ。