ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

9月15日 ムノー説

朝は9時に起床。ああ、いつも通りの、重い朝である。昨夜は取り掛かりが遅くなり、3時頃まで作業。そして今起床である。うむ、いつも通りの、朝である。頭が重い。

水を飲む、本日はバイトもバンドもないが、諸作業が多くある。レコーディングも近い。映像も早く仕上げねば。むぅ、あぁ、もう、しんどい。

そして、この後は父上姉上と共に、食事を喰らいに行く予定である。11時前に迎えが来るので、それまで少しでも作業をしたい。そして、そのためにこの重い頭を何とかせねば、もう少しだけ、眠る事にする。

 

気がつくと、11時前だった。着信が2件入っている。なんという事だ。飛び起きて、父に連絡。迅速で着替えて、外に出る。父に詫びたら、車に乗り込み、出立する。

 

少し硬派な回るお寿司を美味しく頂いたのち、また事務所に戻る。

その後は、ギターの練習をしたのち、ボーカル録音の準備をする。自前のボーカルブースたる毛布入り押入れにマイクを立て、パソコンの準備をし、よし、一息を入れる。

入れたら、ダレてしまった。やらねばならん、動かねばならんのに、動かない。元来、このボーカル録音も死ぬほど遅れているのに、レコーディングも近ければ、やるべき事はそれだけではないのに、動けない。ダメだ、この状態、これはダメだ。気力が出ない。そしてもう、このダメを払拭する気力も、出ない。

こうなったら、もう、駄目だ。登る事もできず、かといって堕ちきる事もできない。焦りだけが、神経系を焼いていくのが、わかる。

 

貴重な時間を数時間無駄にして、やっとこさ動き出す。新曲の声の録音を始める。窓を閉め、ヘッドホンをつけ、押入れに向かって声を張る。涼しくなったとはいえ、窓を閉めると少し暑い。1時間半ほど、汗だくになりながら、何とか全てを録り終える。

なんとかなったが、この数時間は、痛い。

 

時間である。実家へ行き、夕食を頂く。入浴まで頂いたら、またバナナをもらい、事務所へ戻る。

諸連絡をしたら、液晶越し、また懲りずに少し、時間を無駄にする。これはいかんと、ブログを書き始める。

しかし、中身がない。バイトしていた方がマシだったのではないだろうか。やる事は、本当、無限にあるはずなのに。

 

こういう日はたまにある。原因がわからん。ストレスなのか、疲れなのか、仕事を抱えすぎなのか、モチベーション不足か、あるいは単に私が無能なのかもしれないが。

何にせよ、何とかはせねばならん。だが、どうするよ。どうするのよ、おい私。