昨日深夜、サポートBa.お嬢のレコーディング終了を、4時に確認すると、私は眠りに、ついた。
10時半に起床。
起床してすぐ、体温計のスイッチを入れ、脇に挟む。電子音とともに取り出すと36.4度の数値。
勝った。
みよ、かのインフル軍は、全て我が体内に下ったのだ。
見よ勇者がうんたらみたいなクラシック音楽を脳内で流しながら、布団をはがし、バナナとお湯を食らう。
さて、私は仕事をせねばなるまい。
正直、このインフルエンザにて溜まった負債が多すぎる。時間的にも、精神的にも、人間関係的にもだ。取り戻すには、相応の労力がかかるだろう、もうホント嫌だが、とにもかくにもやらねばならぬ。
しかし、なんだ、
熱は下がったが、仕事をしようとすると、なぜ身体がだるくなるんだ。
そりゃ、病み上がりだから体力がなくなってるのは間違いないのだが。もう少し危機感とか、焦りとかね、あるべきなんだよお前には。
ここで無理をしたら良くない。休むべき。
そんなまっとうな言い訳をね、俺にくれるんじゃないよ。俺と言う生き物は、言い訳があっちゃダメなんだよ。
ほら、なんだかんだ今日も、あまり動かずに時が過ぎて、もう昼過ぎである。なんだろう、この自己嫌悪とは、もうそろそろ関係を切りたいのだけど、奴は甘言を駆使して私を堕落させていく。くそう。甘言が、甘い。
チャイムが鳴り、父上が物資を持ってきてくれる。熱は下がったので、これがラストであろう。ありがとうファーザー。
食べて、少し作業を進める。
正味、作業の量が多すぎて、もうそれだけでいやんなるとこあるよね。
絶望を削る作業、塵も積もれば山となる、を逆行程で行なっていく。
夕方、熱も下がったので、防疫対策を施し久方ぶりの実家へと向かう。歩くどころか、外出自体が3日ぶり位であり、とても新鮮である。階段を降りるときの1段分の反動ですら久しぶりに感じる。やはり人間、動かなければだめだ。
実家、美味い飯を頂く。
団欒とは素晴らしいものである。
そして3日ぶりほどの入浴を果たし、髭を剃り、半山男と化していた顔面が元通りのイケメンとなった。イケメンとなった。イケメンとなった。
実家に置きっぱなしであった自転車を3日ぶり位に漕ぎ、事務所へと戻る。
さて、「ノンフィクションの映像」を、作らねばならんのですよ。今回も、だいぶ遅れてしまっている。
とりあえず、全体の構成と、材料の吟味を行う。またこれが、長い戦いになりそうである。
しかしまぁ、やれば終わる。
だからやれよ私。
少しして、日の終わりが迫ったので、ブログを書く。この文章である。
書き終えて上げたら、生活リズムを元通りにするために、今日はもう眠るだろう。
明日の私よ、頼むぞ、貴様は何の言い訳もできんはずだ。まじで、頼むぞ。