2022/1/5
語るも八卦
ベースをたらふく録った後、友人らと初詣に行っていました。5日に初詣に行くのが既に遅いのに、夕方遅かったので参拝時間は終わっており、何も、もうで、られない、という事態に。
少し暗くなった鳥居と境内を眺めながら、入口の無人販売所にて、「何吉」とか書いてない、おみくじのような謎の紙を買う。私を知っているかのような正確診断に驚いたら、その後の占いにも感心してしまうという、わかりやすくバーナムしてしまいました、私です。
占いやおみくじの、この好き勝手言ってる感じは、結構好きです。当たるも八卦、なんて言葉がありますが、何も根拠がなくても「こうです」と言ってくれたら、少しだけ安心するもんです。二百円ぽっちの気休め、コンビニでコーヒーと茶菓子を買った方がまだ人生の役に立つ。それは間違いないです。それでも、この身勝手な慰めにしかない、ほんの少しの気休め。これはこの季節の私の心に、一粒の粉雪のように、すぅと染み込み消えていくのです。
