2022/1/6
モアギア
午前中から少し仕事、昼下がり頃に自由の身になる。作業をしなければならんが、仕事の疲れも少しあり、気の乗り方は微妙。
とりあえず簡単にできる諸連絡をこなし、怠い頭のまま、次に録音する曲のフレーズだけ確認しようとベースを手に取る。適当に弾いていた謎に調子が良くなってきたので、そのまま調子に乗って録音を始める。次の予定まで1時間ほどの制限時間がある中、何とか無事に録り終える。やったぜ。やってやったぜ。
こういうタイミングの、気が乗らない中で無理矢理やったみたいな作業、こういう謎の行動意欲に、私は何度も救われてきた。自分でもこの発生原理はよくわからない。何とか使いこなしたいと考えてはいるが、やはりわからない。
これが使いこなせれば、隙間の10分20分が結構な作業時間になったり、予定のなかった読書が捗ったり、2時間後に家を出なきゃいけないのに2時間の映画を見られたりする。それはそのまま人生の充実へと直結するのは間違いない。だけどまぁ、その原理は、やはりわからない。
みんなそれぞれやりたい事はあって、本当にやりたい事が「寝る」とか「怠ける」な人は殆どいないと思う。だけど人は寝たいし、怠けたくなる。主にやりたくない事で疲れて、やりたい事がないがしろになる。所業は、無情であります。
それでも、やらねばいかん事をやりながら、やりたい事も、やりたくない事も、やらねばならんよ。疲れるし寝たいし怠けたいけど、もう少しだけ私の脳よ、ギアを上げてはくれまいか。
