ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

楽しい撮影

2023/8/22

ノンフィクションは、撮影をしていました。

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今回も、敏腕ディレクターであるタッキーの下、チームシンフィールドと、宇部Room61の皆様と一緒に、きゃっきゃ言いながら撮ったり撮られたりしておりました。本当に、結構ずっと、断続的に笑い合いながらの撮影でした。和気藹々としていてとても楽しかったです。撮影ってのは大体長くなりますから、楽しいに越したことはありません。

今回はMVの撮影でした。MV撮影ってのは、撮られる我々側にわかりやすい「失敗」みたいなモノがないので、ライブよりは責任感は薄くなり、精神的には気楽に臨めます。しかしMV撮影ってのは、同じ音源の同じ箇所を何度も何度も撮っていくので、凄まじいまでに疲れます。「ライブ時のクライマックス」という演奏と行動を、下手したら十数回繰り返すことになります。とても疲れます。凄まじく疲れます。

体力的にはかなり追い詰められていましたが、それでも、冗談を言い合いながら、笑い合いながらだったので、精神的には楽しかったのが救いです。何を言って笑っていたかはよくわからないのですが、とにかく笑っていました。

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夕餉はみんなでマック。非日常の中のこういう時間、好きなんですよね。ただのマックも特別になります。ハンバーガーをかぶりつつ、ポテトの塩分を染み渡らせていました。ライブはもはや日常ですが、撮影はまだまだ我々にとって非日常です。というかこれが日常になったら私の身体は滅します。

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昼から夜にかけてたっぷりと被写され、終わった後はくたくたでした。運動量自体は、間違いなくライブより多かったですね。帰りの車内も比較的無言でした。まぁ喋ってはいたんですが。

良いモノが撮れたと思います。少なくとも我々は、良いアクトができたと思われます。あとは敏腕のみなさんの腕前にお任せしますぜ。タッキーは我々の事をとても好いていてくれて、我々の格好良さの中核みたいなのをきちんと理解してくれているので、何も心配はしておりません。バキバキの筋繊維をなだめるように、私は眠りについたのでした。