2024/1/8
昼下がり、急にふとアクション映画が観たくなったので、思い立って観ていました。
ジャッキー・チェンとクリス・タッカーのアクションコメディ「ラッシュアワー2」です。懐かしいですね。小学生の頃は金曜ロードショーやら木曜洋画劇場やらで、こんなんばっか観ていましたよ。一時期は兄と共に、スナック菓子を貪りつつブラウン管に釘付けになっていました。サスペンスやヒューマンドラマなんかも観ていましたが、やはり子供はアクションに夢中になるもんです。
ジャッキーのアクション。当時からすげぇすげぇと観ていましたが、この歳になって、改めてすげぇと思いました。どこまでかラインは知りませんが、ジャッキーはスタントもCGも使わないという話は有名なので尚更です。高いところから落ちそうなだけでハラハラするもんです。子供なんて現実もフィクションも半ば頭の中で融合していますから、漫画みたいな動きを楽しんでいましたが、そもそも人が漫画みたいな動きをしているだけで凄まじいという事が、現実がよく馴染んだ今の私の頭には染み込みます。
アクションだけでなく、カメラワークや画角の作り、アクションシーンの緩急や全体のテンポ感、香港の雑多な街並み等、逆に子供の頃はわからなかった情報が沢山あって面白いですね。まぁストーリーなんかはね、こういう映画なんでね、塩ふって胡椒かかってりゃ満点ですよ。
あと変わり所では、日本語吹き替えで字幕もつけながら観ていたのですが、結構ニュアンスが違って面白いですね。断然字幕派だったのですが、案外、吹き替えの方が原語の感覚に近いかもしれないシーンもあって侮れません。
やはり映画は情報の塊ですね。まだまだ学ぶべきところが沢山あります。学んで何をするのかは知りませんが、学ぶというのは面白く、面白いのは良いことです。去年は全然観られなかったので、今年はもっと観ていこうと思います。