ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

時をかける物語

 

 

 

 

2022/4/11

時をかける物語

ハリーポッターの映画を観ていました。アズカバンのヤツです。時を駆けるエマワトソンの美しさに見惚れながらも、その長さは140分。頑張って鑑賞しましたぜ。

ハリーポッターが流行ったのが、私が小学か中学かくらいの時でした。空前の大ブームにあやかり、私も本を読んでましたし、映画もバリバリ観ていました。本でも映画でも、ちょうど今回の3作目くらいまでは観ていましたね。それくらいの時に世間のブームも落ち着き始めて、それに伴い自然と私も離れていきました。

そして30も越えた今、改めて1作目から見直しています。ポッタリアンを自称するナカシーの勧めをキッカケに、1ヶ月置きくらいでコツコツと鑑賞しております。残念ながらアマプラにないので、DVDを借りてね。ゲオに通ってハリーポッターを観るという、おおよそ2022年とは思えない動きに、我ながら苦笑します。

で、ハリーポッター、20年越しくらいに観てますが、とても良いですな。魔法の世界の諸々の描写に、この歳になってもワクワクしてしまいます。まだ3作目と途中ですが、元は児童文学とは思えないほどの、わりかし深めのサーガが刻まれていくのを、ゆっくりと愉しんでおります。

子供の頃はハリー達に感情移入していましたが、今はむしろ大人たちに移入しちまいます。大人たちの遺恨によるゴタゴタに、子供たるハリー達が巻き込まれていくのは、なんかこっちまで申し訳なくなってしまいます。ルーピン先生の、あの去り際の寂しそうな表情。グッときてしまいましたぜ。

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少し前も書きましたが、私の人生、途中までになっているストーリー、物語たちがいくつもあります。友人の家で少しだけ読んだ漫画、途中から見なくなってしまったアニメ、続編まで手が伸びていない映画、いくつもあります。

あの時、きちんと完結させていれば、今の人生は少し変わったものになっていたのでしょうか。わかりませんが、今からでも遅くはないかもしれません。おりに触れて、少しずつ回収していこうと思います。

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あと、トレローニー先生、いいね。