ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

4月16日 オモテウララと裏ウララ

朝は9時に起床。

やはり、昨日の睡眠企画が功を奏したか、中々良い目覚めである。やはり人間、眠らねばならん。

6時間以下の睡眠を2週間続けると、2夜の徹夜と同じ様な状態になるとかなんとか、そんな話があった。しかし、毎日7時間平均して眠れている人間って、どれくらいいるのだろうか。少なくとも、私の周りはそんな寝ている気配はない。


とりあえず、お湯。バナナを切らしているので、味噌汁に卵と納豆を掻き込む。しばし、ゆるりとする。

 


本日は12時よりバイトである。昨日の睡眠の代償を払うべく、出かける前に、少しでも作業をせなばならん。

10時過ぎ頃、作業を開始。パソコンを抜刀し、映像を切って刻む。

1時間ほど作業をしたら、納刀、出かける準備をする。最近は真にバイトに入れていないので、自転車で行って費用を浮かせねばならん。早めに、出る。


11時20分、家を出て、自転車を漕ぎ始める。

春のウララを全身に浴びながら、チェーンのかすれる音と共に、街へ向かう。

 


30分漕ぎ、バイト先に、着。

さて、働くぞ。


働いていて、大変に驚いた。

私は最近、バイトを休んで、黒字の出せないバンド業務ばかりをしている。なので、こうしてバイトをしている事で、お金がもらえる事に、改めて驚いた。すげぇ、お金がもらえるやん。すげぇ。


結局世の中には、自分で稼げるシステムを作れる人と作れない人がいて、作れない人は、何かしらの下で働くしかないのである。

最近、新興ビジネス本がやたら乱立して打ち出され、私も何冊か読んだが、アレ殆ど「自分でシステムを作れる人」対象の話をしている。まぁ、アテにはならんよ。大体ああいう人達、大なり小なり狂ってるし。


自分で、作れたらなぁ。システム。いや、作ろうとしているのだけど、どうも私はその才能は、薄い。

 

珍しく、バイト意欲が湧いてくる。嫌な流れではあるが、少しでも苦痛を麻痺させてくれるならしめたもの。

勢いのままに、働く。

 


終わり。

バイト先の控え室にしばしこもり、告知のDMなどを送る。来週から始まるツアーなのに、今DMを送るのは、正味遅い。自覚はしている。それでも、やらない訳にはいかぬ。

ジャンプを読んで、帰宅。ヒロアカが面白くなってきた。


自転車を漕いでいると、ヤツの鳴き声がする。

この時期に、河辺にて響く、「ジィー」という謎の鳴き声。あれはクビキリギスという春の虫である。私はこの虫がとても好きである。温くなった夜の静寂の中、ジーと鳴くコレを聴くと、五感を越えて、春を感じるのである。


春の、ウララの、そのウラを感じながら、帰宅。

 


そのまま実家へ。

飯をいただき、事務所へ戻る。


戻るなり、また、作業。

映像を、存分に切り刻む。先日の主催の映像を切っている。一昨日の話なので、まだ記憶には新しい。新しいうちに、切り刻んで保存するのが、新鮮で良い。


23時を回ったので、ブログを書き始める。

終わり次第、また映像を刻む作業に戻る。

今日で、一昨日の企画くらいは、刻み終わらねばならぬ。


私の左手のショートカットキー捌きが、唸るで、あろう。

締め切りは近いぞ、気をつけろ。