ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

7月26日 追求の再考

朝は8:30に起床。何故だか8:30に起床。

昨日は、3時過ぎまで起きており、10時に起きようとアラームをかけ眠ったのに、何故だか、8:30に、起床。

しかも、頭はスッキリとしている。最近コレが多い、私、大丈夫か私。


起きていてもいいのだけど、やはり何か、怖い。実際の睡眠時間が少なすぎる。全く眠くない訳ではないので、再び布団をかぶり、目を閉じる。

 


して、10時にまた、起きる。今度はちゃんと、頭が重い。ホント、大丈夫なのか、私。

水、バナナで、目を覚ます。


「ノンフィクションの映像」の新しい奴が、もうほぼできていたので、仕上げて、確認して、アップロードする。この確認と、アップロードの行程も、簡単だけれど一手間はかかってしまう。こういう所で、地味に削られていくんだよなぁ。税制のようだ。


しかし、夏。蝉がもう、ずっと鳴いている。

扇風機は全速で回転している。ぬるい空気をかき混ぜて、涼域を維持している。顎から汗が垂れていないので、この部屋はまだ、まだ暮らせる。昨年の夏は酷暑であった。あの空間に比べれば、まだ生ぬるい。

 


昼になったので、昼を食べる。そんなに腹は減ってはいないが、食のリズムは維持できるなら維持したい。袋麺に、卵と豆腐、を入れ、胃に入れる。納豆も入れる。


食事をしながら、最近ご無沙汰であったアマゾンプライムを起動させ、アニメ「電脳コイル」を見る。だいぶSFではあるが、根本にある小学生による視点が、なんだか懐かしくて、良い。


数話見終えて、食べ終えたら、少しばかり、ゲームを嗜む。嗜んだら、さて、作業である。


台本を、書き始める。

そろそろ、トドメを刺さねばならん。そろそろ、マジで、やばい。十指を駆使して、想像の会話を、打ち込んでいく。台本、今更ながら書くのは初めてなので、体感したことないタイプよ悩みの質が、脳を締め付ける。コーヒーを淹れながら、イメージを何度も塗り替える。

 


そこそこ、書き連ねて、夕方。一旦作業を終える。この後は四次元まで、ライブを観に行かねばならん。準備をして、実家にて夕食を頂き、シャワーも浴びて、でかけねばならん。余力があれば、ポスターも配らねばならん。


が、気分が、とても悪い。頭が、痛い。これは、まずい。水を飲み、寝床に横たわるも、目の奥が、ギリギリと締められる。

それなりに水は飲んでいたはず、液晶を見過ぎだか、栄養が足りなかったか、それとも、まさか熱中症か。

何にせよ、動けない。実家に遅れる旨を伝えて、少し眠る。目を閉じていると、寒気すらしてくる。これ、マジでやばいんじゃないのか?


30分ほど、眠って、起きる。頭痛は幾分マシだが、立ち上がると足がふらついた。これはマズいのではないか。しかし、予定は変えたくない、息を何度も吐きながら準備をして、事務所を出る。


実家、飯を頂く。食欲はあるので、たらふく頂く。食べると、だいぶ気分は向上した。食べ終わったらシャワーを浴び、栄養ドリンクももらって、家を出る。

電車で行くか自転車で行くか、迷った末に自転車を選んだ。体調悪いなら電車だろと思うかもしれないが、ココから駅、駅から場所までの距離、結構歩かねばならない。その間の冷房、暖気の繰り返しも、そして階段の昇り降りも、結構に辛いのだ。


膨らんだ胃から気合いを抽出し、ペダルを漕ぎだす。漕ぎ出しさえすれば、後は、漕ぐのみ。幸いなことに、そこまで暑くはない。しっとりとした夜の街を、中国製のフレームが音を立てて駆ける。

 


四次元へ、着く。知り合いに挨拶を交わし、中へ。本日は、広島の化け物、深居優治企画である。入ると、バーカンはabout a ROOMのりょーじ君だった。何となく、嬉しい。


本日は、the gofuku twonの、メンバーの卒業のライブである。そういう時は、節目というものは、どんなに忙しくても、行けるなら見届けねばならん。行けない時もあるけど。


少しして、ライブが始まる。ゴフクタウン、Gt.Voのけんじろーは同い年である。メンバーは今日抜けて、結婚もしているが、まだ音楽を辞めるつもりはないという。

同い年、平成元年、今年30歳の年。続いているだけで、私は嬉しいよ。


非常に、エモーショナルなライブであった。出会った頃よりも、「大人」になっていたが。それもまた、味である。それもまた、30になる彼による「最高」の結論である。

彼の「最高」は、きちんと芯は伴っていた。とても、良い。


次に、深居優治が始まる。普段はアコギと身体と100kgを超える機材とのオーケストラをしているが、今回はアコギ一本でのソロ公演らしい。彼は、ソロでも深居優治であり、ソロでも化け物であった。若干喉が辛そうでは、あったが。


我々はいつでも、自分の思う「最高」の追求者である。まだ見ぬ「最高」への求道者である。それが追求できなくなった時、もしくは世に出せなくなった時、終わるんだろうな、色々と。

 


公演は終了。外で演劇のフライヤーも配っていたが、あまりにも誰も出てこないので、中に入って配り回る。そのうちに、挨拶をして、店を出る。再び自転車を漕ぎ出し、30分、蒸し暑い夜の街へ潜る。


漕ぎ終わり、着く。事務所へ入って、息を吐く。ブログを書こうとしたが、引き続き、体調は良くない。明日も朝からバイトである。ここは少し、勘弁をさせてもらう。


言い訳の文面をツイッターに流して、眠る。