ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

7月31日 ぼくたちの失敗

朝は10:30に起床。

昨夜寝たのが3時くらい。最近の作業効率が目に見えて落ちていたので、無理矢理にでも7時間、睡眠を取ることに、した。

途中、7時とか8時とかに目が覚めてしまったが、意地でも、7時間眠ってやった。ざまぁみろってんだ。

 

水を飲み、バナナを喰らう。7時間睡眠のおかげか、ここ数日よりはマシな脳をしている。蝉の声も、よく聞こえる。あぁ、蝉、いいよね。好きです。

 

少ししたら、事に取り掛かる。毎月1曲弾き語り曲を作る企画「ヒズミ回奏」である。

あまり、寝起きで録音したくはないのだが、今回の曲は、外の、あの、蝉の声を背景音として入れたい。ので、蝉がやかましい、昼過ぎに録らねばならないのである。

 

録音は携帯で行なっている。然るべき場所に置き、アコギを構えて、ひゃーひゃー歌う。メロディかギターか歌詞を、何度か間違えてやり直す。そりゃあそうだ、曲は一昨日、歌詞は昨日、どちらも1日で作ったものである。3分くらいの曲とはいえ、全く身体に馴染んではいない。

 

リテイクを重ねつつ、二桁に行かないくらいで終了。ふぅ、一安心である。3日前に、曲名しか決まってない時は、どうしようかと思った。なんとかなるもんである。

 

シャワーを浴びて着替え、外に出る。薄曇りの空に蔓延する、熱。これもまた、夏である。自転車を解き放ち、近所のスーパーへ向かう。兵糧を補充せねばならん。

 

高くも安くもないスーパーにて、諸々を買う。この後の昼飯を迷ったが、最近出資も激しい。食パンと、惣菜の揚げ物を1つだけ、買う。

 

戻り、昼食。惣菜をトースターで焼き直し、パンに挟んで食べる。同時にもう一つ、パンにマヨネーズで土手を作り、卵を中に落とし、トースターでしばらく焼き、擬似ラピュタパンみたいなのを、齧る。受け皿の角度との齟齬で、拡散するパンくずを、少し落とす。掃除、面倒だなぁ。

 

アニメ「電脳コイル」を観ながら食べ終える。うむ、これ、面白い。まだ序盤だけれど。

インターネットで小学生が非合法サイトを見ているのは、2007年の作品ながら、気が利いていて、おかしい。しかもNHKのアニメである。いいのか。

 

見終えたら、少しだけ、グズる。グズったら、作業を開始。先程録り終えた「ヒズミ回奏」その絵を描く。絵、最初は描く予定じゃなかったなだけれど、一回やってしまったから、全部やらねばならぬ。激しく後悔している。描くのは、楽しいのだけれど。

 

基本的には、画像からの模写とアイデアを絡めて、鉛筆でちょいちょいと描く。あまり、力を入れられる要素ではない。1時間くらいで、描き終える。普段使わない脳を使うので、疲れる。また少しグズる。

 

さてこの後、私がやるべき事は、また非常に多い。

台本を印刷せねばならぬ。32ページ×5人分、160枚である。しかし事務所のプリンターは壊れている。治るかと色々手を尽くすも、ダメであった。なので実家にパソコン持って行って、プリンターを借りる。しかし160枚も家庭で印刷するのは中々の所業である。ならば32ページだけ印刷させてもらい、残りは何処ぞの店でコピーをするとしよう。最悪コンビにでもいいが、白黒コピーは100円ショップダイソーが安いので、そこでしたい。しかし19時から天神でミズニウキクサを見なければならない。ここから自転車で30分の場所である。が、近所のダイソーは20時までしかやっていない。ミズニウキクサ終わってから出ても間に合わない。ならば、道中にあるダイソーは、コピー機があるだろうか、電話をしてみる。話し中である。数分待って電話をしてみる、呼び出し中、コール音が1分半ほど鳴った後、通話できないアナウンスが入る。なんだそれは。仕方ないので別のダイソーにかける。そちらは一発で通ずる。コピー機もあるとの事、よし、ならば、それでいこう。あれ、もう、それって、どれだっけ。

 

とりあえずまぁ、パソコン持って、実家へ赴く。実家に着き、さぁパソコンを取り出して、気づく。あぁこのMac、USB刺せないんだった。私は死んだ。

 

当然のように、変換も持ってきていない、「あー」しか言えずに転がっていると、父が、「たぶん160枚ならいける」との事。甘えさせてもらう。ライブ終わり、変換を取りに行く事にして、私はとりあえず、ライブへと向かう。

 

再び、自転車。30分ほど、漕ぐ。

 

キューブリックへと、着く。程なくして、ライブが始まる。ミズニウキクサ、やはり、上手いよなぁ、ええよなぁ。私はやはり、もう少しライブ的な荒さがあっても好きなのだが、要所の完成度がやはり高い。凄いなぁと、いつも思う。

今日とあと1回のライブで、Dr.のたっくんが病気の療養に入るのである。バンドは止まらないが、たっくんはしばらくお休みになるという。

大変だな、と、思う。残念だろうな、とも思う。しかし病気、これは仕方がない。就職とかだったらボロクソに言ってやるのに。

労いの言葉を、かける。しかし病気は精神的な面もあるらしいので、気軽に「絶対戻ってこいよ」とも、言えない。「頑張って」も、言いづらい。着地点は見えないまま「気楽にね」なんて言葉で締めくくった。もう少し、うまく言葉を紡げればよかったな、と、後になって少し思う。

 

少しして、キューブリックを出る。自転車を出して、また30分、漕ぐ。漕ぎながら、また歌詞を考える。

 

30分漕いだら、一度事務所に変換を取りに行く。取ったら、実家へ。無事にパソコンと繋ぎ、印刷をさせてもらう。

飯を頂いている間に、何とか160枚、刷り終える。ありがとうございます。ほんと。

 

適当にダラけたら、事務所へ戻る。歌詞の続きをまた考えながら、少ししてブログを書き始めて、今。

書きながら、最近ブログが長くなる傾向にある気がする。と、少し危惧。当然だが、長ければ長いほど、時間がかかるのである。当然すぎる。

 

絞らないとなぁ。くそ。

今日はもう眠る。