ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

8月1日 感性に近づける

朝は7:50に起床。

目が覚めて、いつもと視界が違う。そうか、昨日から普段の寝床ではなく、クーラーのある、別の部屋に布団を敷いて眠っていたのだ。これは知らない天井なのか、知ってる天井なのか、よくわからないまま、起き抜ける。

 

本日はバイトはないが、朝、演劇の練習がある。開始は10時半からだが、北九州に行かねばならぬので、結局は8時に起きねばならない。バイトがある日と1時間しかかわらない。んもう。

 

水を飲み、実家より拝借したおにぎりを2つ、齧る。しばらくウダウダしたのち、荷物をまとめ、家を出る。外は実に、蒸す。

 

鞄には、昨日印刷した台本ver1.0が入っている。どんな演劇になるか、やっとこさ全貌を把握することができる。楽しみである。駅から街へ、街からバスへ、小倉へ向かう。バスの中では、眠る。

 

北九州に着き、市民センターに向かう。途中でりんごちゃんと合流、台本についてやいやい言いながら、歩く。センター前で、ソウイチロウ君、あきら君と合流。キャッキャ言いながら練習場たる会議室3へ、入る。

 

机を動かして、練習を開始。もうみんな、何も言わずとも、やる事は分かっている。そしてボードゲームをする時間がない事も、わかっている。ボードゲーム、したいなぁ、くそ。

 

ver1.0となった台本を、読み合わせる。今回追加した最終幕に差し掛かると、やはり緊張が走る。流れて、読み終える。時間は42分であった。

動きや転換が入るので、実際はもう少しかかるだろう。まぁ、大体1時間くらい、といったところ。概ね、予想通りである。

 

最終幕は、とても構造が入り組んでいるので、苦戦の気配がする。今日はここを何度か読み直し、テンポを測る。2時間の練習時間では、全然に足りず、気がついたら終了時刻である。片付けて、会議室を後にする。

 

しかし、うむ、きちんと、エンターテイメントに、できているのではないか。作り手だと、判断がしづらいが、演者の皆さんの評判も悪くないので、少し安心する。

しかし、こと作品については、最期まで疑わねばならぬ。限界まで、研いでいきたい。この辺は、バンドも演劇も、曲も脚本も変わらぬ。

 

終わったらファミレスにて、飯兼、今後の打ち合わせをする。各々の予定があるので、思うように練習が取れぬ。りんごちゃん以外は初めて集団なので、しつこいくらいに練習をしたかったが、どうにも絞らざるを得ない。

不安、である。しかし、やるしかない。

 

ポスターをメンバーに配り、解散。私はバス停に向かう。向かう途中では、ひたすらに歌詞を考える。明日、歌う予定の奴である。果たして間に合うのか。

 

バスに乗る、福岡へ、少し眠り、着いたら、少しだけボードゲーム屋に寄って、ストレスをマネジメントし、その後バイト先に置いてもらう。その間、思考はすべて、歌詞について考えていた。

少しずつできてはいる。骨格は見えたので、後は付けていくだけなのだが。

 

締め切りはキンキンだが、過去の表現を消しながら、何度も書き直していく。ひたすらに、「近づけて」いく。思いついた時はよく思えても、翌日はそうでなかったりする。並べて、削って、入れ替えて、完成に、むしろ感性に、近づけていく。

最近、本を読む暇がまるでないせいか、昔よりスピードが落ちている気がする。くそ。

 

時間なので、店を後にし、電車で帰宅。

実家にて、飯を頂く。暑いせいか廊下に転がるさくら嬢を眺めながら、少しして、事務所に戻る。

 

戻ったら、今後の日程に向けて、洗濯機を回す。明日の入り時間は遅いので、それまでに乾けば嬉しい。

その後「ヒズミ回奏」7月分を投稿。「セミオウト」という曲です。アコギと歌に、蝉の声もギャンギャン入れてるので、面白いと思います。ぜひに。

 

セミオウト

https://youtu.be/2sRuwsyfSiI

 

歌詞の続きをまた考えていたら、23時を回ったので、ブログを書き始めて、今である。

歌詞、決着をつけてから、眠ろう、かいね。

 

戦いである。