ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

5月27日 インインターバル

目が覚めると、そこは下関であった。

先日、広島のライブを終え、ノンフィクションは帰路についている。2時間ほどの運行の末、今回サポートをしてくれたミズニウキクサのめぐちゃんを、まずは下関で降ろす。寝惚けた頭で何とか言葉を絞り出し、めぐちゃんに礼と別れを告げ、私は再び、眠る。

目が覚めると、北九州に着いていた。目は覚めたが、拠点たるソウイチロウ君の宅まではもう少しのようだ。私はこの後、作業をせねばならない。ゆえに、ギリギリまで、眠らせてもらう。

 

朝の5時頃、ソウイチロウ君宅に、無事、着く。

部屋まで移動して、ソウイチロウ君は眠りにつく。お疲れ様だぜソウイチロウ君、さてお陰様、私はそれなりに元気である。とりあえず、昨日のブログを書き始める。あった事を書いただけなのに、書き始めたら、楽しくなって三千字も書いてしまった。いかんいかん、時間も経ってしまった。ソウイチロウ君と今後の動きを確かめ、私は家を後にする。


さて、朝である。

腹は減ったので、コンビニで買ったソーセージのパンとコーヒーをかじりながら、バス停を目指す。途中、黒い猫がにゃんにゃん言うていたので、何欠片かパンを恵んでやる。

バス停、から、バスに乗る。眠る予定ではあったが、コーヒーのせいか冴えてしまった。仕方ない、携帯を使って、作業をしたり遊んだりする。途中、やはり寝ようかと目を閉じたら、眠りきれずに酔ってしまった、これ、最悪なやつである。

天神にて、降りる。どこぞで作業をしようかとも思ったが、流石に疲れているので、帰ることにする。電車に乗る前、なんとなく駅の本屋を覗く。ふと、一冊目についたので、立ち読みの末に、買ってしまう。西野亮廣「新・魔法のコンパス」というもの。この手の新興ビジネスマンはあまり好きではないが、言っていることは正論である。もちろん、実行できるかどうかは別として、だが。

立ち読みから駅、駅から電車で、大体読み終えてしまう。なるほど、と思う反面、じゃあどうするよ、は中々難しい。

大体こういう本に書いてあるのは、例えるなら「山を登る方法」ではなく、「私はこうやって山を登りました」論である。間違ってはいないが、誰でもできることではない。

結局こういう人達は、世の中の時流を読んで、打った政策が当たった、という、ただシンプルな方々である。流行りのバンドとあまり変わらないかもしれない。流行りのバンドを後追いしても、結果はお察しの通りだと思う。

まぁ、それでも買ったのですが。なんてったって、間違った事は書いてないので。参考にはなる。悔しきかな、ちょっとだけ感動してしまったのも事実。

 

事務所に戻り、少し気を抜いたら、動画製作を始める。もう、終わらせねばならぬ。あと少しなのだ。微調整を繰り返す。

作り、休み、また作り。夕方までに、なんとか仕上げ、公開をする事ができた。

ノンフィクションの映像、是非に、見てみてください。


ノンフィクションの映像 9

https://youtu.be/fA4pFp4zTME


その後は実家へ、飯を頂く。

そののち、しばしダラリとしながら、ブログを書き、入浴をしながら、ヒズミ回奏の歌詞を考える。

上がったら、革作家たる兄の、ショップカードの製作を手伝う。いつもお世話になっている次第、このくらいはへでもないぜ。

 

ひと段落したので、事務所にもどり、少し作業をして、寝るとしようかいね。