ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

7月30日 作詞、索に溺れる。

朝は8:30に起床。

目覚ましのアラームまではあと1時間ほどあるが、目が覚めてしまった。こういう時、もう一度寝るのが正解なのか、そのまま起きるのが正解なのか、誰か教えて欲しいです。

たまに、こういう日がある。最近多い気もするけど。

 

というか、毎日のようにこう、起きた時間と朝の気分をブログに書いていると、何かしら、健康に対して有益な情報が浮かびそうだと、今更気がついた。けどまぁ、活かせるほど検討も、できそうにないかもしれない。どうせ寝る時間はまばらだし。

 

起きる。バナナは、ない。水を飲んで、朝食に豆腐と納豆を食べる。健康には良さそう。その後グダグダしたのち、アコギを持って「ヒズミ回奏」の作曲に入る。

 

ヒズミ回奏、公開は月末なので明日のはずだが、まだほとんどできていない、曲名と、何となくの雰囲気しかできていない。

結構に不安ではあったが、アコギを鳴らしてフンフン言っていると、何となく、できた。良かった良かった。

 

「ヒズミ回奏」はバンドの曲と違い、歌詞も曲も、あまり練ることができない、即興に近いものになっている。それはそれで、楽しんでもらえれば、と思っている。

 

何となくの曲構成を決め、メロディを決め、携帯に録音したら、ひと段落。

昼、朝は食べたが、豆腐と納豆の大豆ダブルスではそこまで腹は満たない。あまり時間は経っていないが、明太のパスタを入れる。

 

その後は、ダラける。ファミレスに行って、歌詞を書こうと思っていた。が、ダラけてしまう。

明らかに、作業効率が落ちているのが、身体でわかる。こういう時は休まねばならんのだが、締め切りはそれを許してはくれぬ。落ちた効率で、戦うしかない。

 

さて、やっとこさ起き上がり、シャワーを浴び、さぁ行くぞと荷物を整えたら、結構な雨が降ってきた。いつもそうだよ、あんたは。

 

また、ダラける。

ダラける時というのは、もう、あらゆる面において「そういう問題じゃない」と言いたくなる。「ツラくても頑張れ」とか「やらないと後がキツイよ」とか、もう一切、入ってこない。大体、そんな事はわかっている。もう全部わかっているし、何度かそれでやらかしもしてるさ、だけどもう、「そういう問題じゃない」のよ。

不眠症の、働く版とでも言うか。不労症、いや、不働症の方が格好いいか。

 

ちょっとして、雨も止んでいたので、やっとこさ外に出る。自転車を経て、近所のファミリーレストランに着く。小さいパッフェーとドリンクバーを注文し、甘ったるいそれを食べたらコーヒーを飲み、紙とペンを出し、作詞を始める。

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が、何も、出ない。思考がまとまらない。脳機能の、統制が取れない。新人の派遣だけで回す仕事ってこんな感じだろうな、とにかく、事が前に進まない。

 

骨組みだけ書いた紙を睨みながら、脳味噌で、何度も思考を辿っていく。作業効率が、くそ、悪い。

最近になって、「やる気」とは、精神論ではカバーできない事に気がついた。やっと気がついた。家は誘惑が多いので、出て作業と二人で向かい合えば、作業ができる、という訳ではない。そこにやる気がなければ、何も、動き出しはしないのだ。

 

やる気のリソースには管理にしくじった私は、コーヒーを何度も飲んだり、たまにココアを挟んだり、もう迷走状態。頭がどうかしている。

 

諦めて、別の曲の作詞に入る。これまでの危機感もあってか、こっちはそれなりに、思考が入る。スッと入れて、1時間半くらいで、出来上がる。あぶない、あぶない。これまで出来なかったら、死んでいた。

 

会計をして、外に出る。帰り際に神社に寄って、猫を撫でる。猫にご飯をあげるおばさんと談笑しながら、不審者2人、ゴロゴロする猫を、撫でる。

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実家に戻り、飯を頂く。「入道雲」って、でかい雲だけど、「入道」ってそもそも坊さんの事で、なぜ「入道=巨大」なイメージができたのか、みたいな事を、家族で語り合う。創作によるイメージ説、僧侶の白いほっかむり説、鍛えた僧兵説、仮説は尽きない。なんでだろうね。

 

食べ終えたら、しばらくだらり。少しして、家を出て、事務所へ帰る。何だか腹の調子が良くない。何度かウォーターをクローゼットする。

 

何かしようかと思っているうちに、時間が、経つ。だから、効率が、ほんとやばい事になっている。どっかで休まねばならならん。

 

しかし、何処だ?何処にある、私の休みは。