ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

それでも尚、満足に媚びる

昨夜から身体が高熱を排し、こりゃあ罹患しちまったかと、アルバイトの代わりを探して、本日病院に行ってきましたが、何もなかったです。

ウィルス性の風邪は、インフルと症状が似ているとのこと、よかったよかった。

 

「よかった」と皆から言われるが、まぁ気分は悪いので、何もよくねぇと、一日、寝ていました。喉が痛く、思考が上滑りする中、ポカリを飲みながら、8時間くらいは、寝ました。

なんだろう、普段、「一日寝る日が欲しい!」なんて思ったりするけど、いざ寝てみると、つまらんのですよなコレが。あの願望はたぶん、寝たいと言うより「働きたくない」の割が強いのだろう。

ひたすらに寝、たまに起きては、毒にも薬にもならない動画を薬代わりにして、また寝ていました。

これは、実に、つまらん。

 

忙しい季節は「1ヶ月くらいゲームしたい」なんて思うが、いざゲームしてみると、2〜3日と数時間すれば満足するし、「本が読みたい」と思っても、何冊か読めば満足してしまう。

 

満足、満足、満ち足りる。そう、満ちて、足りるのですよな。満ちればもう、それ以上は入らんのだ。腹一杯ならどんなものも食べたくはない。

もちろん、だからこそ、何度でも「満足感」を得ることができるのだけれど。

 

すべてに満足して、それが枯れないようなら、いよいよあとは死んでしまうさ。

 

 

 

風邪で発熱と世を見てみれば、いつもと少し違って見える。いつも通りの景色だが、いつもと違う箇所に気になったり、違う発見があったりする。

さすがに風邪では満ちはせんが、少しだけ成分が変わる。こういう楽しみもアリだろう。