ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

9月12日 余裕と猶予と溶融したい

朝は6時、ソウイチロウ君宅にて、ソウイチロウ君の歓声にて目覚める。

何があったのかを聞くと、ゲームで良いのが出たらしい。おお、マジか、かなり低い確率を当てている。やるじゃない。私も、目が覚める。

して、私も起きる。3時間ほどは眠った。本日はこれからバイトである。案外、寝起きは悪くない。ライブ終わりで疲れているので、逆にしっこり眠れたのかもしれない。

朝食のパンを食べ、荷物を整え、ソウイチロウ君宅を出る。睡眠は少ないが、眠気に翻弄もされていない、そんなドンシャリな思考で、朝の街を歩く。少し、秋の予感がする。

歩いてバス停まで向かう。時間ギリギリで行ったせいで、少し走る羽目になる。私はいつも、こうだ。何とか乗り込み、いざ福岡へ。

バスの中、少し寝たほうがいいかもしれないが、経験上、1時間くらいの睡眠では脳の眠気を払えはしない。起きた時、体力に余裕はできるが、脳の状態は地の獄へと落ちる事になる。良し悪しだが、今日はしないでおく。ゲームなどして、眠気を飛ばす。

 

天神に、着く。さて、バイトである。ここさえ乗り切れば、少しだけ余裕が生まれるのだ。なんとか、なんとか乗り切らねば。

バイト先へ。同僚と挨拶を交わし、着替えて、タイムカードを切る。さて、身体よ、持ってくれよ。

 

働く。祈りが通じたのか、日頃の行いが良かったのか、バイトは結構、暇であった。本当にありがたい。ありがとう、客ありがとう。来なかった客、ありがとう。注文を控えめにしてくれた客、ありがとう。

何とかかんとか、乗り切る。切り札のモンスターを使うまでもなかった。いやあ、良かった、良かった。

そのまま、少し店に残らせてもらう。置いてある「進撃の巨人」をちょっと読んだら、控え室にて眠る。ぼちぼち、眠る。

 

起きる。水を飲みながら、さて、動画作業でもしようかねと思っていると、昨日のブログを書いていない事を思い出す。しくじった、なんという、あーあ、もう。コーヒーを飲みながら、書き始める。やはりライブの日なので、字数は多くなる。もう。

ブログは書き終えていないが、実家での夕食の会合に間に合うように、店を出る。電車に乗り、電車内でまた、ブログの続きを書く。駅に着き、駅を出て、実家までの道のりの中、書く。

何とか書き終えて、実家へ着く。飯を頂く。最近の、度重なる移動と行動で、とても参ってて、ついつい食べ過ぎてしまう。いかんな、身体が飢餓モードになっている。この状態の時思っているのは漠然とひとつである。「食べなければ、しぬ」。

食べ過ぎて、居間にて、少しダレる。飢餓モードも解除、やっと少し落ち着いた。その後、入浴もいただき、明日の昼食もいただき、事務所へと戻る。帰り道中、秋の虫の声の中、ピアノを弾いているお家があった。情緒が、深い。とても、良い。

 

事務所に戻り、長らく無視していた、ガスの工事についての連絡をする。電話をかけると、なんと「じゃあ今から行きます」との返事をもらい、ビビる。現在21時過ぎ、ビビる。だが用事が済むのはありがたい。来てもらう。

20分ほどしたら、係りの人が来る。色々見てもらって、無事に終わり。係りの人は帰る。良かった良かった。手間がひとつ減った。ただ、日常の残骸とまだ片付けていない演劇の小道具で崩壊した部屋を見られたのは、とても、不覚である。

 

終わったら、少しダレ、その後ブログを書き始めて、今である。

何だか、体調が今ひとつである。今、一手間違えたら、風邪を引く事を私は知っている。これはもう、寝るしかないのか。しかし、作業はもう、山だぞ、大丈夫なのか、私。

 

余裕が、欲しい。お金でも時間でも精神でもなんでもいいので、どれか一つくらい、余裕が、欲しいぞ、ちくしょーめ。