2021/8/22
六畳見聞録
森見登美彦「四畳半王国見聞録」を読了。
森見は、雑に好きです。心酔しているわけではないですが、たまに読みます。やはりというか、語りの口調、語感は大好きです。エンターテイメントですよな。
小説、週1冊くらいは読むようにしてるのですが、本の虫という訳ではなく、それなりに義務感もあります。読んだらやはり楽しいのですが、ウッカリしてたらサボってしまう。毎日毎日、雑多なエンタメに心惑わされております。
無理矢理にでも、読まなければ。特に私は歌詞書いてますし、毎日ブログも書いているので、言語感覚は日々鍛えておかねばならんです。アスリートのトレーニングみたいなもんです。本を読まない時期は過去何度かあったのですが、その時期の歌詞はやはり練度が比較的落ちている気がします。筋肉同様、「欲しい」と思ってすぐ得られるモノではないので、日々の鍛錬が大事。鍛錬、という感覚でもないのですがね、楽しんでますし、結構サボってますし。
時々サボったり、できなかったり、どうにもならなかったりしても、それはそれとして、できるならまた今日からやる。これがとても、大事。挫折とは行動ではなく、心から起きるモノです。
もうちょっと厳格に、冷酷に自分を追い込んでいた時期もありましたが、結局私には向いていませんでした。その方が絶対に格好いいので、今でもたまにそうありたいと思うのですが、アレを続けていたらたぶん私は折れてしまうし、何よりも日々が楽しくなくなってしまう。それは何よりも、よくない。
少しでもやってさえいれば、積み上げたモノは腐らないと信じています。やりましょう。できなかったら、また明日やりましょう。やりましょう。