ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

純粋なカタマリ

 

 

 

 

2022/4/16

純粋なカタマリ

四次元に、行ってきました。これです。

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イリコとマホロバ、福岡の大将と先鋒の対決みたいなイベントでした。マホロバで今を感じ、イリコで伝統を感じていました。いやあ良いイベントでしたぜ。イリコが昔の曲をやってくれてね、文字通りの狂喜乱舞をしてました。当時を思い出して、血液と共にエモーショナルが全身を巡っていました。

イリコは、凄いですね。本当に凄い。10年前も凄いと思ってましたが、10年経ってなお凄いです。私もあの頃に比べればそれなりに上達しましたが、上達してなおわかる凄さがあります。

イリコには、純粋な、バンドとしての力があります。これがもう、本当に純粋。演奏や曲なんかはもちろんですが、どちらかと言えばバンドの雰囲気、存在みたいな面ですね。飾り気やケレン味なんかもあまりなく、派手な宣伝や過激なキャラみたいなのもやっていないので、本当に「バンド」として全くブレない。あるべき姿だと思います。宝石というか原石というか、誰も手をつけてない、自然の姿そのままの鉱床のようなバンドです。尊敬の念が溢れます。

「割と保守派なので、変わらずにいたい」と、ライブ中ギタボの鶴さんは言っていました。イリコが変わらずにいてくれて、私は嬉しいです。そしてその、「変わらずにいてくれて嬉しい」というのは、我々も言われた事があります。我々も、頑張ります。

しばらくツアーだったので、今2週間ライブ空いただけで精神がソワソワしてます。あそこまで純粋にはなれんですが、我々は我々の色の純粋さをもって、我々の道を行きます。どうぞ宜しくお願いします。