ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

センパイセンス

2023/8/26

ノンフィクション、UN小倉にて、ライブでした。

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同じく小倉、クーロンファンクラブのレコ発にお招き頂きました。クーロンは現存する小倉のバンドの中でも、胸を張って「後輩だ」と言える数少ないバンドです。別に界隈で嫌われてる訳ではない、と思うのですが、堂々と「後輩だ」と言えるほど何かを与えてあげられてないですし、無差別に「先輩だ」と胸を張れるほど成功を収めている訳でもないので、なるだけ控えているのです。まぁクーロンにも、目立って何かを与えてあげられている訳ではないのですが。

何にせよ、後輩に誘われるのは、それだけで嬉しいもんです。みんなどんどん先輩を誘いましょう。お願いします。何でもしますから。

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イベントはUN小倉にて、出演バンドもほとんど小倉のバンドでした。お客さんも恐らくほとんどが小倉の人で、地元万歳なイベントでした。県外バンドが豪華絢爛も良いですが、こういう地域密着も良いもんです。何の力も借りない、濃密な小倉の夜がありました。

我々も、力強く叫ばせて頂きました。というか、我々の主催かと思わんばかりに盛り上がって頂いていました。最前列にはすぐに出番のはずの主催のリョータくんいますし、ちょっとよくわからないですが、とても楽しかったです。最前にいた外国人の方が「Awesome!」と言ってくれて嬉しかったですね。英検準二級で良かったと初めて思いました。

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トリのクーロンファンクラブも、とても良かったです。私、というより今日に限っては我らが敬愛するハヌマーンのコピーまでしやがりまして、実にニクかったです。まぁま正直、歌も演奏もメタメタではあったのですが、ただ歌や演奏が上手いだけの奴等のライブより何億倍も彼等は輝いていました。それは間違いなく格好良かったです。会場の盛り上がりも最高潮でした。凄いもんでしたぜ。

 

クーロンのギタボのリョータ君は、昔やってたバンドで我々の主催に出てもらったこともあります。その頃から、多分彼はバンドを辞めないだろうなと思っていました。それが合っていたようで、とても嬉しく思っています。

またこの日、彼に大事な事を尋ねました。「『夜間飛行』というCDを君は出したが、君はきちんとサン=テグジュペリの夜間飛行を読んだのか?」という事です。彼は「読みました」と即答していました。流石です。こういうところです。こういうところなんですよ。彼とは仲良くやっていきたいもんです。今後とも宜しくお願いしますぜ。

 

さて次は我々の番、10/13(金)のレコ発は、クーロンも出てくれます。しっかりと先輩として、見せつけてやらねばならんです。頑張りますぜ。

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