ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

ねじれの位置

 

 

 

 

 

 

2022/10/5

ねじれの位置

どうにもうまくいかない事が続き、どうにも現実を直視させられる機会もあり、なんか自分でもよくわからんままに闇落ちしていました。またですな。最近多いです。

私の気分が上がろうが下がろうが現実における因果関係は何一つ変わらないのですが、こうなるとすべてが悪く感じられるから不思議なもんです。前向きになればすべては良く感じるんでしょうが、今は前向きになる気すら起きません。もうずっと不貞腐れています。

こうなるともう作業なんかやってられなくて、自身の中でそれが正当化されてしまうのがまた良くない。私だって別に好きでやってる作業なんて少ないですから、やらんでいい理由があるならやりませんよ。なんかもうヤケクソです。

慰みに頼んだマックフルーリーよりもグチャグチャな脳内は、絞れば絞るほど嫌な匂いの汁が出て吐きそうになります。甘味でいくらか誤魔化してなんとか正気を保っていますが、いつまでもつかはわかりません。

私だって別にね、何の不安もなく人生してるわけじゃないんです。掃除中にもホコリが舞うように、いついかなる時でも不安がなくなる事はないです。そしてその不安の根源がバンドだと言うんだからタチが悪い。辞められないってんだから、またタチが悪い。

こうした方がいい、みたいな正論をたまに喰らうのですが、そういう正論にすべて従っていたら、最終的に私はバンドを辞めなきゃならんでしょう。正論ってのは全く正しいもんです。それが常に良いとは断じて思いませんがね。物事ってのはあらゆる場所がねじれているもんです。「1割る3」なんて単純な計算ですら人類は割り切れんのですから。