ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

歌詞とファミレス

 

 

 

 

 

 

2022/9/22

歌詞とファミレス

サイゼリヤにて、思考と思想をシーソーのように揺らしておりました。

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安すぎるサイゼリヤの値段設定に感謝しながら、夕方前の人も少ない快適な空間で、のーみそをコネコネしていました。歌詞が溜まりに溜まっているので、本当に仕上げなければヤバい状況です。余談、許されない。

文節を、単語を、語感を考えながら、少しずつ削るように歌詞を埋めていきます。しかし何でしょうね、歌詞を書くたび、昔の方が良い歌詞を書けていたような気がして不安になります。実際はたぶん、昔よりセンスが成長しているからだとは思うのですが、それでも不安にはなります。「センスが成長」とか自分で言うのは恥ずかしいですが、まぁ13年もやっていて成長しない方がおかしいので。

実際、歌詞に関して考えられる事は増えてきました。例えば今日は、作ってみた歌詞の語感がとても良かったので、あえて気持ち悪く変えたりしていました。軽快な曲なら良かったのですが、重くジメジメした曲だったので、語感が良い歌詞だと曲に合わない気がしました。語感次第で曲の印象が変わるもんだと、たぶん昔から知ってはいましたが、きちんと意識し始めたのは最近です。

あと言葉選びは大事なのですが、あまり考え過ぎて自分から乖離していくのも考えものです。格好いいからと普段使わない言葉を、自分の中にない言葉なんかを使ってしまうと、出来上がった後にどうにもしっくり来なかったりします。一回歌うならともかく、数年は歌う事を考えると、やはりきちんと自分の言葉を選ばねばならんです。

ファミレスを占拠して歌詞を書くのは昔から変わってないですが、意識する事は増えてきました。そうやって増えた分、歌詞作りはどんどん難しくなっていってる気がします。まぁその分良いものができていると信じる事にします。信じていなけりゃ何もできんです。私が良いと思うものが、私の好きな人たちも良いと思ってくれますように、そう信じてまた私はドリンクバーへ、コーヒーのおかわりに向かうのです。