ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

水垢のような

2024/5/2

今日も今日とて、友人らと電脳の遊戯に興じていました。最近遊び過ぎかとは思いますが、足りないよりは良いと思っています。「遊びたい」と、そう思っていないならともかく、そう思っているのに遊べないのは不幸でしかありませんぜ。

まぁご安心ください。人間、遊びだけを無限にする事はできません。疲れますし、飽きますし、どんな遊びにも限界があります。そしてめちゃくちゃ遊んだ後は、脳が拒絶するような諸作業なんかも、少しやってやってもいいかな、なんて気持ちが生まれてきます。こういう瞬間を大事にして、普段できない、したくない作業なんかをやってやるのです。

そうでもしないと、向き合いたくない現実なんざ世の中に溢れ返っています。仕事や諸作業、各種連絡、練習や研究、なくなっていた洗剤、郵便受けを黒く染める自動車税のお知らせ、どれもこれも嫌な気持ちになります。これらに対抗するために、我々は笑わねばならんのです。しっかりと両足つけて、目を見据えて向かい合うために、我々には楽しい事が必要なのです。

潔白なる事実なのか、水垢のような言い訳なのか、正直自分でもよくわかっていません。もっと作業をすべきですし、働くべきかもしれません。しかしまぁ、それはそれとして、とりあえず楽しかったなら良いのではないでしょうか。金銭や健康に被害が及んでいるわけでもないのでね。大丈夫、大丈夫ですよ。ひょっとしたら、「大丈夫」と言ってしまってる時点で、大丈夫ではないかもしれませんが。