ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

諸作業&諸活動

2023/2/8

外より寒い部屋の中、凍てつく足を擦りながら、こまごまとした事務作業をしていました。

確認や相談のための諸連絡、画像の作成からホームページの更新、宿の手配から告知の手筈、何一つとして音楽的な事は関係のない作業ですが、我々がギリギリのラインでも社会性を担保せねばならんため、誰かがやらねばならんのです。我々はメンバー2人、ソウイチロウ君より私がやる方が手っ取り早いので、つまり私がやるしかないのです。

大体の作業がやっていてもそれほど楽しいものではなく、ハリーポッター世界における死喰い人くらいの感覚で虚無感が飛び回っているのですが、まぁやらねばならんので、やるのです。理由はただひとつですよ。やらねばならんから、やる。

「好きでやってるんだから文句をいっちゃいけない」みたいな言葉を吐く輩がたまにいますが、だいぶおめでたい頭をしております。音楽的なことはそれほど文句はなく、それに付随してついてくる諸活動に言ってんです。手前らを好きになった事は一度たりともない。

だいたい、本気で好きな事と付き合っているのなら、どんなものにもある程度の文句は出ます。それこそ自分の思想や行動にすら自然と文句は湧きます。しかしそういうのをすべてひっくるめて付き合っていくのが愛なのではないでしょうか。輩のみなさんは好きで結婚したのなら一切の文句を吐かないのでしょうか。素晴らしい人間ですね。

こまごました諸作業、やりたくもない諸活動には、一生文句を言いながらやっていきますよ私は。文句を言えど突き放したり、放棄したりはしませんよ。それが私なりの愛ってやつです。