ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

うたうたい

 

 

 

 

2022/5/22

うたうたい

本を読み、友人とゲームに興じ、古本屋で物色をしたら、夜は練習でした。

もはや練習と言っても特筆して書くことはないのですが、それでも我々はバンドが人生の主体なので、練習をしたならば練習した事をブログに書かねばいかん気がして、書いてます。少し前まで本の感想書いてたのですが、やはり練習を書くべきでしょう。書くことはないのですが。

強いて書くことがあるとすれば、ソウイチロウ君が、最近私の歌が上達してきたことを褒めてくれたことでした。やったぜ。これは素直に、やったぜ。歌、私はずっとへたっぴでしたが、最近ようやく「下手ではない」くらいを名乗れるようになったのではないかと思っています。

格好良くライブをする自信は昔からありましたが、それと歌を上手く歌うこととは、結構に別問題なのです。歌が下手でも格好良いライブをする奴はいますし、逆も然りです。もちろん、どっちも良いに越した事はないです。

私は歌は下手でしたが、下手なままで良いと思っていたわけではないので、コツコツ、コツコツと積み重ねてはいました。ボイトレに行けば?なんで言われた事もありましたが、何となく性に合わない気がして、一人で地道にやっていました。ボイトレ、否定はしないのですが、何となく、私の憧れのボーカルはボイトレに通っていない気がしましてね。それに準じたい気持ちでした。

歌の良いところは、ギターや他の楽器と違って、喉ひとつあれば訓練ができるところです。調理しながら、入浴しながら、往来を闊歩しながら、少しずつ精度を上げてきました。同時に不審者度合いも上がっていると思いますが、それは必要な犠牲です。仕方がない。

しかしまぁ、技術に終わりはないのでね。歌の才能がある人間なら、今の私の位置くらい十代で通り過ぎてることでしょう。私の憧れのボーカルだって、友人のバンドマンだって、嫌いなバンドの奴でも、日々上達をしているはずです。もっともっと、頑張りますよ。私も。