ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

2月13日キツイのキツイの飛んでいけ

朝は6:45に起床。

昨日は寒くてよく眠れなかった。

正直眠いが、本日はバイトである。

諦めて準備を始める。


仕事の強制力は凄い。

体調が悪くても眠くてもダルくても、ある程度のレベルまでであれば、自動的に身体が動く。

結局、「動かないなら誰かに迷惑をかける」、という状況ならば、大抵の人は動くのでしょうな。

それを自分にも向けられれば、人生はもうちょい上手くいったでしょうに。


寒い寒いとウダウダしながら、コタツに入り、お湯、バナナ、味噌汁、おにぎり、納豆の順で消化を始める。 

時間が来れば、コタツがどれだけ暖かくても、冷たい服に着替え、冷たい空気を浴びながら、冷たい時給の職場に向かう。やはり仕事の強制力は、凄い。

 


バイトを始める。

社会の歯車の一員として、店内を回転する。時折コーヒーを飲むなどして油を刺し、また潤滑に社会を回す。

猟奇的な客人はいなかったが、悪気のない異物がちょいちょいと歯車を止める。

悪気がなければ大丈夫、礼儀があれば大丈夫。

ただ礼儀のない人間、てめーはダメだ。地獄に落ちろ。


バイトを終える。脳内で複数の人間をリストアップし、閻魔大王に手揉みをしておく。

 


バイト後はネカフェのブースにイン。

パソコンを持ってきたのでそのまま作業。

仮眠を取りたいが、イヤホンを忘れた。ガッデム。

ネカフェ内でアラームを鳴らすなど言語道断、仕方なく、そのまま作業。まずは、2/27の小倉でのライブの告知を、方々にさせてもらう。


正直、個々人に直接連絡を送るのは抵抗がないわけではない。私かて、宣伝をせずに売れればその方がよい。しかし、我々は見てくれなければ存在ができない。見せなければ価値が生まれない。評価はゼロにすらならない。

連絡を送っていると、思いの外時間がかかり、パソコンをいじる時間はなかった。何のためにこの軽くない鉄塊を持ってきたのか分からなくなる。がっでむ。


何もしていないパソコンを閉じて、周辺機器を回収し、ブース内をあらかた片付け、ネットカフェを後にする。

 

 

本日は、ライブハウス四次元で舞台をやるらしいので、見に行く。ツナくんという弾き語りの友人、彼の曲と舞台のコラボレーションらしい。


新しい事、興味があることは、見ておかねばならぬ。疲れた身体をコーヒーでごまかし、四次元へ向かう


して、舞台を見る。軽くない内容だが、短めでテンポも良かったので、ダレる事はなかった。

役者さんは良い演技であった、ツナくんはいつも通りだった(いつも通り良かった)。


私はひねくれているので、舞台の内容自体、もう少し毒のある方が、エッジの効いた方が好みではあるが、まぁこれはこれで良いのだろう。

色々と挨拶を交わし、後にする。

 


私は一度だけ演劇をやったことがある、5年くらい前、友人に誘われて音楽を担当した、多少なりセリフもあった。とても楽しかったので、またやりたいもんである。


誰に言うでもない、今日の舞台の改善点みたいなのを反芻しながら、電車に乗って実家へと向かう。

 


実家にて飯を喰らう。

兄と、借りた水曜どうでしょうのDVDの、途中経過を報告する。何言っても面白いから、あの番組はずるい。

 


事務所に戻る。

よく考えたら、今日は諸連絡取り合う仕事はしたものの、作業はしていない。作業をするべく、パソコンをバックから取り出して、セッティングをする。

 


すると、またまた生まれる諸連絡の数々、諸々の伝達を諸々に伝えるべく、液晶と親指が激しく絡み合う。何もできぬぞ、おおお。

 


いくつかの予定を変更、ボードゲーム会の日程も決まる。新しいバンドのホームページの相談もする。私を囲んでグルグル、意思が飛び交う、中継はすべて私の脳。もう僕疲れちまったよ。

 


疲れながらブログを書く、もう疲れたって言ってんだろうに。

毎日ブログは、そこまで辛くはないのだが、じわりじわりと私の精神の負荷になっていく。例えるなら、2kgくらいの重りを常に持っているような、そんな、じわり。

 


けどまぁ、やりますよ。

今年はね。やらねばならん年だ。

やらねばならん年、毎年そうだったはずだ。だが今年は真に、やらねばならん年なのだ。

 


やらねば、ならんよ。

ブログを投稿後、多少なり動画をいじって、スクワットをして、眠るで、あろう。

やらねばならん。

 

 

なぜ、やらねばならんのか。

「私がそう思うから」それ以上は、ない。

 

 

○摂取したもの

十八歳 谷川俊太郎

中原中也 詩集

 


詩はよいぞ。