朝は7時に起床。
睡眠はまぁまぁであった。
今日は休日、つまるところ、バンド業務の日である。
休日など、わたしには、ないぞ、ほとんど。
強いて言うなら、ボードゲーム会の日くらいか。あの日は、休み。
取り急ぎ「ノンフィクションの映像」を整えなければならない。締め切りは近い上、バンドのライブもあり15.16はほとんど動けないので、今日、詰めなければならない。
お湯とバナナと水曜どうでしょうで適当に目を覚ましたあと、動画の編集に移る。
そこからはもう、クリック、クリック、キーボードを叩く、クリック、水筒に入れたお湯を飲み、またクリック。パソコンの盤面を通じて私の意思を0と1に変換し続ける行為。脳がクラックしそう。
ポモドーロテクニックというのも、だいぶ馴染んできた。知らない人はググれ。
あのテクニックは私にとって、「作業を区切る」というより「長時間作業するなら25分ごとに休憩入れな」という勧告に聞こえる。やっていると「自分の集中力がどのくらい持つか」というのも測れる。
闇雲に作業をするよりも、ずっとよい。
とりあえず午前中で4ポモドーロを決める。
勝ちを確信した私は、おにぎり納豆味噌汁の昼食を摂った後、油断にいそしむ。
すると、午後の2時くらいになっていた。がっでむ。
コーヒーを入れ、再び動画をいじる。
努力の方向は間違っていないか、3日ごとくらいで考える。
別に動画を作る作業も、毎日ブログを書いているのも、好きでやっている訳ではない。(嫌いという訳でもないが)面白いからやっているのだ。
「好き」と「面白い」は似てるようで違う。「好き」は感覚であり一瞬であるが、「面白い」に辿り着くためには、行程を踏む必要があるのだ。
基本的に、行程が複雑なほど、達成時の「面白い」は増えるが、複雑すぎると辿り着かなかったり、飽きたりする。この辺はバランス。
なのでまぁ、面白い、面白いになるまで、頑張ろうと思う。大丈夫、これは間違いなく面白い事だから。
午後、またも4ポモドーロを決める。
少し疲れてしまったので、ちょいとギターを弾いて、外を散歩する。河原にて多部さん(黒い野良猫、命名わたし、べたべた寄ってくるから)と触れ合い、事務所に戻る。
さぁ、また動画、と思ったが、今日はもう、飽きてしまったのが、わかる。
楽しい事もいずれは飽きてしまうが、仕事にも飽きはくる。つまらん作業に飽きたらもう最悪である。
なので、「今日は8時間くらい作業するぞ」と思っても、だいたい途中でもう飽きてしまう。1日に作業をできる時間は限られている。
如何にして、その時間に、詰め込むか、ですな。
体調は悪くはないが、疲れているのはわかる。今日はライブハウス、四次元に行こうと思っていた。やっぱり行かないでおこうとも思ってた。悩む。
疲れだけでなく、明日以降の用事も絡んだ悩みであったが、結局、でかける準備を始める。
イベント主催者の深居優治も、共演者も、世話になった過去があるので、行く。できるなら、義理は重んじたい。
多分憔悴して帰ってくるので、持っていくものと別に、明日の準備も一緒にしておく。
10分ほどベッドと抱擁を交わした後、出立。
行きのコンビニで、ベーコンとチーズのおにぎりを頬張り、気力を、つくる。
行きの電車で、ブログを書く。
こういう無駄も、無駄にできんのだ。
天神に着く。
とりあえず、明日は撮影があるので、靴を買いに行く。5ヶ所くらい、穴が空いているのだ。いくらなんでも、だ。
靴に興味はまるでないので、適当に無難で曖昧なヤツを履いてみて、問題がなかったので、買う。紺色のニューバランス。THE・無難である。
そのままライブハウス、四次元へ向かう。
我々のサポートBa.お嬢の正式バンド、ダーウィンがやっていたので、見る。冷やかしを兼ねて、お嬢の目の前で、見る。良い歌を歌っていた。歌が上手いの、いいなぁ、ほんと。
終わった後、Ba.お嬢を茶化して、暇をつぶす。
熊本のshikiという、バンドを見る。ドラムレスである。とても良い。
良いが、私の体力の、体力ゲージの色が変わっているのが、体調でわかる。
仕方なく、離脱。近場のコンビニのイートインにて、コーヒーを飲み、目を伏せる。
ちょっと目を伏せたら、またブログを書く。
こういう無駄も、無駄にはできんのだ。
戻って、深居優治を見る。
彼もまた、良い歌い手なのだ。
(どうでもいいのですが「歌い手」って言葉の価値、現代で暴落してますよね、とても嫌)
新曲も良かったが、少しして、大事を取って離脱。すまない深居くん。
終演後、色々な人と挨拶を交わす。
ナンバーガールがめっちゃ好きという19歳の女性と会った。正気か?正気ならば、最高である。我々のライブを勧め、会場を後にする。
帰りの電車で、またもブログを書く。
こういう無駄も、うんたら。
今日は順序よく眠りたい。
これより実家にて飯をいただき、事務所に戻り、寝るだろう。
体力というリソースを、戦略的に使えるようになったのは、成長したからだろうが、上限が下がってきたからというのもあるだろう。
それをきっと老いというのだろう。
もう、若くはないぞ。