ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

1月17日 変哲なしの日の哲学

「変哲なし」って、こう書くのね。

「変な哲学もなし」普通ということか。

面白い。

本日は、変哲のない、日でありました。

 

朝、7時に起床。

お湯とバナナと、実家からくすねてきたパン2つほど食べる。

食パンとかそういうのもいいけど、朝から惣菜パンみたいなの食べると、なんかちょっと豪華な感じがして、いいよね。

コーヒーを飲もうとしたが、切らしていることを忘れてしまっていた。ガッでむ。

仕方なく、お湯をもう一杯飲む。

 

本日はバイトである。

格好つけて、今まではちょいちょい「仕事」と言っていたが、今年からはもう、愚直にバイトと言い続けるつもりである。

なぜかって、バイトだからさ。

あぁ辞めたい。

 

自転車を漕ごうかとも思ったが、外は寒い上、あまり体力を使うわけにはいかない。本日は帰ってきたら動画編集があるのだ。

地下鉄に乗る。

私の場所からはバイト先まで往復500円少々。

交通費が出るのが救いである。

 

案の定、外は寒い。

ふぅふぅ言いながら、新曲の音程を詰めながら、歩く。

 

地下鉄とかに乗っていると、インフルエンザとか、怖いですよね。

いや別に地下鉄とかじゃなくても怖いんですが、電車内って特に怖い気がする。

 

それにしても、インフルエンザって流行りすぎじゃないですか。

空気地雷みたいなもんじゃないですか。

文明の進歩よ、もうちょっと、打つ手はないものかね。

 

バイト先にて、アルバイトをする。

人間がそこに滞在した痕跡を残らず消す作業を、人が帰るごとに繰り返す。

久しぶりのアルバイトだと言うのに、まぁやる気は起きないよね。

「仕事というのが我慢料である」

って本当かい?

本当なら、仕事はしたくないなぁ。

 

バイトが終わる。

5分ほど雑誌なんかをつまみ食い、帰る。

どこにも寄らずに、ただ帰る。

 

事務所に着く。

動画の制作を続ける。

いくつか、今後の事について連絡も取り合う。

 

詳細は今は言えないが、いつの日も、思いってのは、思い通りにならんもんですよ。

方向修正を余儀なくされる。

否、

我々は、方向修正を「する」のだ。

 

そこそこに、はかどる。

しかし、どうしても思考が止まるタイミング、考えて分岐させる際に手も止まり、そのままズルズルと滑り落ちていくのが多い。

私の、いかんの習性である。

改めねば。

 

しかし、人間が、習慣や行動を、本気で変えることは、果たしてできるのだろうか。

「環境が変われば人も変わる」とは言うが、それは「変えざるを得ない」から変えるのであって、自発的では無い気がする。

真に改めることが、果たしてできるのだろうか

 

「三つ子の魂百まで」

重いよねぇ。

 

実家にて飯を食らう。

食卓に「橙」が出る。

「橙色」たしかに橙色だ。

 

「みかん色」ではなく「橙色」であると言うことは、みかんよりも橙の方が当時は一般的であったのか。

という事を話し、団欒する。

父曰く、いわゆる「うんしゅうみかん」が入ってきたのは、それなりに後とのこと。

なるほど。

 

兄と映画等の話をする。

私は執拗に「けものフレンズ」をすすめる。

 

戻る。

動画の続きである。

 

最近気がついたことだが、時間と言うものは、予想の3倍ぐらい有限である。

「徹夜で増やした時間」というのは、薄まっただけのものであり、実質的に増えてはいない。

 

「通常状態で動ける時間」

というのは、マジで有限である。

 

私の一番の仕事は、歌うことでも、動画を作ることでも、ブログを書くことでもない。

「考える」こと、そして「決定する」ことである。

そこらへん考えて、動かねばならぬ。

 

と、ここまでブログを書き上げたのは1時間半前。そのまま動画編集に移るかと思いきや、ウダウダと時を潰して今に至る。

 

変わらんなぁ、私は、マジに。