ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

6月26日 夢の職場

朝、目覚める。時間は6:45。

いつも以上に、鈍重たる目覚めである。何故だ、昨日はそこまで更かしてはいない。6時間は眠ったはず。なのに、5時間の時よりも身体がダルいのは、一体、何故なのだ。

そりゃあ、7時間とか8時間とか眠れればいいのだろうけど、こっちは眠りたくないのですよ。だって眠ったら明日が来る。明日が来たら仕事も来るのだから。

眠るって、ここまで来たら仕事みたいなもんなのですよ。日々面倒な事案と過ごしている方々にとっては、その面倒のために自由な時間を削るってのは、もう嫌な事でしかない。まぁ睡眠は気持ち良いですよ、気持ちいい、それは認める。気持ちよく、スッキリしても、そのスッキリのまま結局は仕事に行く訳で。

 

何を言っても誰も助けてはくれないし、時間的にはもう眠れない、呻き声を上げながら起きる。水を飲み、バナナを食べる。やはり寝床に横たわり、3分だけ眠る。起きたら着替えて、事務所を出る。

天気は曇り、ついに梅雨入りだとか。暑くなるのと雨がかぶるのは、キツイなぁ。今日も雨が降るらしい。自転車で行きたかったが、歩いて駅へ向かう。

 

駅から電車、電車から街、街からバイト先へ。

 

同僚と合言葉を交わし、着替えて、タイムカードを切る。切り刻みたい衝動を抑えて、切る。さぁて、仕事だ、仕事しかない。

客が入っていた席を、繊維とアルコールで入っていなかったことにする。繰り返し、繰り返す。忙しくはなかったが、2台あるレジの一台が故障、中盤で洗浄機も故障し、理外の仕事に時間と体力、精神力も持っていかれる。本来しなくてもいい仕事をしなきゃいけないのはね、知ってるかい、無駄。

神経をすり減らしながら、1時間押しで終了。いゃんなっちゃぅ。残業代は出るけどさ、ぃゃんなっちゃぅょね。

店を出る。外は小雨であった。家のプリンターのインクが切れかけていたので、買って帰る。

 

小雨とはいえ雨は雨、駅から駅へ、歩いて事務所へ、着く。とても疲れた。とりあえず横になる。眠ったか眠ってないかの中間で、見るでもなく携帯をいじる。根本的にダメな時間の使い方だろうと思う、寝るか遊ぶかした方がいい。しかしこちとら疲れている。大義名分を振りかざし、そのまま、ダレる。

1時間ほどダレたら作業を始める。明日は朝に演劇の練習なので、台本を書き進める。台本、物語は中々に佳境たる地点まで行ってきた。少しテンションは上がる。妄想以外で物語を作るのは初めてなので、このクライマックス感も初めてである。物語つくり、楽しいじゃない。

 

時間が来たので、夕食のため実家へ。夕餉を頂く。その後、居間にてダレる。やたらと回答をもったいぶるテレビにイライラしながら、それでも回答にキャッキャする、イイジ家の団欒である。

バナナだけ拝借し、事務所へと戻る。

 

いかん、何か今日は、疲れている。何故だ、また疲れか、疲れすぎだろう私、しゃんとせぇ。

パソコンの前でまたもダレて、やっとこさブログを書き始めて、今である。

今日くらい、早く寝るのも選択肢のうちだが、正味、30日までに終わらせたい事柄があと複数ある。明日は演劇とバンドの練習、明後日は仕事、ううむ。やるしかないのか。

 

しかしどっかで、またリセットを入れねば、ならんぞ、これは。ちょっとまずい気がする。

くそ、眠ることが金になればいいのに。夢の中の職場に行きたい。くそ。