ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

6月8日 凄惨にならない清算

朝も朝、5:30、ソウイチロウ君宅にて、起床。

起床というか、眠ったのも3時過ぎなので、ちょっと長い仮眠くらいの感覚である。

外はまだ、少し暗い。ソウイチロウ君も横になっていたが、起きる。私は水を、一口飲む。

 

昨日深夜は、北九州で、練習であった。そして私は、本日福岡市内で、朝番の仕事である。詰め詰めスケジュールで、こういう事を人に言うと「凄いです」「頑張ってますね」と言われることもあるが、なんて事はない、ただの調整ミスである。むしろ、頑張りが全然足りていない。私かて、そんな事したくはない。

しかし、仕方がない。アチラもコチラも、どちらも立たねばならぬのだ。起きて、しばらくは唸っている。始発に近いものに、乗らねばならぬのだ。

そう、そして本日、福岡市内で行われているG20とかいうイベントのせいで、交通規制など様々な制限がかかっており、普段使っている高速バスは、非常に危険である。ので、遠回りして、時間がかかって、金もかかるという、三重苦の電車を使って、福岡まで行かねばならない。行政、ほんと、許さんからなおまえ。

昨日は、昨日のブログを見ればでわかるように、もう結構どうしようもない状態であった。しかしまぁ、バンドでギャァと叫んで、少しでも眠れたので、多少なりは回復している。よし、荷物をまとめて、外に出る。ソウイチロウ君に、駅まで送ってもらう。すまない、ありがとうな。でも練習日程は、もうちょい早く決めてくれ。

 

乗り慣れない電車に乗って、揺られる。私はアラームをイヤホンに付与して、腕を組んで、眠る。

起きたら、博多であった。博多駅の、クロワッサンの匂いに誘惑されながら、地下鉄で天神へ。何とか、仕事には、そこまで遅れはなさそうである。

天神。コンビニで買ったおにぎりを貪りながら、バイト先へ。足りなかったので、菓子パンとコーヒーも入れておく。出勤は少しだけ遅れるが、これ入れておかなければ、多分死ぬ。連日の疲れ、睡眠は計3時間、土曜朝のバイト、明日はライブ、よし、詰みだな、頑張ろう。

そして、仕事へ。着替えて、タイムカードを押す。さぁ、バイトだ、やりたくないこと、やるぞ、おぉ。

 

まぁ土曜日である。疾風怒涛の魑魅魍魎が跳躍跋扈して、私はそれらをにこやかに受け流す。次から次に、捌いて裁く。ほんともう、誰も、来るな。もしくは今入ってるやつ、誰も、出るな。何も、頼むな、もう。忙しいと、上手いこと、サボれんじゃないか、くそう。

謎の寒気や腹痛は、恐らく睡眠不足だろう。戦いながら、1時間押しくらいで、バイトが終わる。時給は稼げるが、体調を考えれば、ガッデムと言わざるを得ない。昼飯も食えていない、帰りながら、マクドナルドを咀嚼する。マック、ふつうに、美味いよなぁ。少なくとも、100円のクオリティでは、ないぜ。

駅から駅、川辺を歩いて、野良猫を撫でながら、事務所へ戻る。部屋着に着替えて、水を飲んで、そそくさと、私は、眠る。もう、眠る。でも作業もあるので、1時間とかで起きれたら、うれしいなって、アラームさんにお願いして、目を閉じる。

 

4時間後、起きる。んん、まぁ、予想はしていた。1時間で1回起きて、明日のライブの告知をツイートした後の記憶が、ない。そのまま、行ってしまったのだろう。まぁ、仕方がない。

とりあえず、体調は、復活した。朝分の睡眠不足は、チャラにしていいだろう。よしよし、なんとかなった。

 

起きて、とりあえず実家へ向かい、飯を頂く。結局まだ疲れているので、食べ終わってからもダラリとしていると、液晶にスッとタモさんが現れたので、世にも奇妙な物語が始まる。結構好きなので、少し見てみると、2つくらいしょうもなかったので、入浴へ向かう。入浴中はもっぱら、歌詞を考える。

上がったら、バナナを一本もらって、事務所へと戻る。戻ると、宅配ボックス(自作)に郵便物が、お、来たかい。我々ノンフィクションのフリーペーパー「ヒズミ会報」である。写真をとり、ツイート。中身に誤字がないことを、まずは、祈る。

 

ブログを書き始めて、今。この後、もう少し作業がある。明日はライブではあるが、県外や長丁場のライブでなければ、逆にライブの日の方が午前中なんか、ゆっくりできたりもする。

さて、作業、しようかいね。