ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

7月25日 シビアリゼーション

朝は9:30、ソウイチロウ君宅で起床。

アラームが鳴って目が覚める、止めて眠るという行為を4度ほど繰り返して、やっとこさ起床。

 

朝、ソウイチロウ君はシャワーを浴びている。私は水を飲み、昨日買っておいたカロリーメイトを食べる。昨日の私はコンビニにて、何度かカロリーメイトを「カロリーマート」と呼んでいたらしい。完全に無意識、疲れているな、これ。

 

パサパサの生地に水分を奪われながら、目を覚ます。本日はこれより、演劇の練習である。昨日も深夜練で、かなりしんどいが、演劇ももう公演まで1ヶ月ちょいしかない。しっかりと詰めねばならん。

ソウイチロウ君と灼熱の車に乗り込む。そろそろ、車内が地獄へと変貌する。普段積みっぱなしのアンプを、避難させねばならんな。

発進させて、市民センターへ向かう。道中は大学が近いので、多量の大学生と交錯する。こやつらはもうすぐ夏休みか、いいなぁ。マジで、いいなぁ。

 

「大学生の夏休み」ほどのキラー休暇は、中々ない。世にも珍しい、合法的なニートが生まれる。私とて例外ではなかった、バイトはやってたけど。

 

市民センターに着。あきら君と合流して入館。中にはすでにりんごちゃんがいた。机を動かし、発声練習をして、動きに入る。先週の練習はりんごちゃん病欠のため3人だったので、4人で合わせるのは2週間ぶりである。思い出しながら、進める。

 

演劇、現在の進行は6割といったところ。あと1ヶ月、諸準備も含めると、中々シビアになってきた。もうあまり、時間は無駄にできんな。

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2時間、たっぷり使って、練習を終える。当初は時間を持て余していたのに、今では2時間では足りなくなってきた。台本は、まだ3割くらい未完成である。急がねば、ならぬ。

 

挨拶と、書くものを書いて、市民センターを出る。外で今後の練習日程を打ち合わせる。8月、9月の話を、する。うううむ、なかなか、なかなかに、シビアである。これは急がねば、ならんぞ。焦ってはならんが、急がねばならん。

 

いつもよりも、多少神妙に、解散をする。私はそのまま歩いてバス停に向かう。時刻表を見ると、次のバスまで30分くらいあったので、先に飯を食らう事にする。近くに天ぷらの店があるので、そこまで歩く。歩きながら、台本の続きを考える。鋭くなった日の光が、全身を刺す。じんわりと汗が滲んでくる。

 

定食の値上げにショックを受けながら、しかしそれなりに満悦して、店を出る。バス停から、バスに乗る。

 

クーラーの効いた車内に救われながら、眠る。

 

起きたら、街。

降りると、街もまた暑い。太陽がついに、本気を出しているのがわかる。やるじゃん太陽、凄いじゃん太陽。凄いのはわかった、俺が悪かったよ、もう少し落ち着いてくれ。

 

さて、ブログもいい加減書かなければならん。お金を使いたくなかったので、バイト先に赴き、少し店を借りる。昨日の事を思い出しながら、液晶に指を走らせる。

 

書き終えて、投稿。疲れか寝不足か、動く気が沸いてこず、グダグダと時を潰す。それなりに人生を無駄にした後、切り上げて、同僚に礼を告げ店を出る。

 

自転車を解放し、漕いで、帰宅。夏の昼下がりの風景は、それはそれで味はある。味わいながら、ペダルを漕ぐ。

 

夕方には少し早いが、中途半端な時間だったので、事務所には行かずそのまま実家へとイン。多分今事務所に行っても、何も仕事はできんであろう。荷物を置き、少しばかりスイカを頂いたら、諸連絡を送り、ブログを書き始める。

 

その後、夕食を戴く。その後、バナナをもらい、事務所へと、戻る。

 

事務所にて、だらりとする。いかんね、やる気がわかぬ。「仕事を始めたら仕事が始まってしまう!!」って、阿呆みたいな話だが、気力が足りない人間には、結構、当たり前によくある問題なのである。

 

ダレる事数刻、ちょっとした調整をすませ、ブログの残りを書き始める。

 

書き終えたら、まぁ、やらねば、ならんよ。やるよ。やるよ私は。ちくしょーめ。