ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

9月24日 レコーディング延長戦

朝は6時50分に起床。

うむ、寝不足である。実にいつも通り。早く朝番のバイトを変えたいが、それにかけられる手間もない。呻きながら、起きる。

水を飲み、バナナを喰らう。先日実家より授かった、カロリーメイトも食べる。カロリーメイトって、普通に、美味しいよね。間食を全部カロリーメイトにしたら身体にいいのか悪いのか、どっか検証しないかしらん。

自転車でも行けたが、体力温存を言い訳に、電車を使う事にする。家から駅、駅から街、そしてバイト先へ、着く。

 

着替えて、タイムカードを押す。さぁ、バイトである。暇でありますように、閑古鳥の鳴き声を、待つ。

結果は、まぁ、ボチボチ。暇ではないが、激務でもない。それでも、終わったら結構な疲労感があり、控え室でグダグダしてしまう。こういう時間、無駄だとは思うが、仕方ないとも、思う。

 

地下鉄で、また事務所へ戻る。戻ったら、録音の準備をする。

本日は、ある弾き語り音源を、録音しなければいけない。締め切りは今日である。何度か練習をして、録音の準備を整える。録音はアイフォンのボイスメモである。結構、録れるもんである。

 

何度か試し録りしたら、録音開始。弾いて、語る。

何本か、録る。

しかし、録れば録るほど、ギターも歌も、あんま旨くねぇなあ私。ライブでいいステージをする自信はあるのだが、レコーディングでいい演奏ができる自信はあまりない。気を張ってしまうし、勢いで誤魔化しもできない。

そもそも、ここ何日か言っているけど、「いい唄、いい演奏」に、私はそんなに惹かれない。クソみたいな音質や演奏でも、きちんと精神が乗せられていれば。私はそちらの方が良い。少なくとも、いい唄と演奏でやるクソみたいな曲よりは、ずっと良い。

しかし、自身が下手なままでいいと思っている訳でもない。ので、私にとって上達は「義務」つまるところ仕事であり、目標ではないのである。

対価も発生しない仕事では、その向上率はタカが知れている。何とかせないかんとは思うが、現状つぎ込めるリソースはない。何とか、するしかないのだが。

 

何度か録ると「これ以上は無理」というタイミングになる。一番いいテイクを聞いてみても、微妙である。しかし締め切りは今日である。仕方なく、現状のいいテイクを送り、猶予があれば録り直しを明日以降で行う形にさせてもらう。ぬぅ。厳しいな。

 

時間はもう夜である。

実家に行って飯だけ貰ったら、すぐにまた駅に向かう。街からバスに乗って、北九州へ。本日はバンドの練習である。

 

北九州、車を走らせみょーちんを迎え、FUSEへ向かう。FUSEにはソウイチロウ君。今回のサポートBa.である、SOUSEMOMENTの岡田くんも合流して、練習を始める。

新曲を中心に、ライブに向けての練習をする。演劇、レコーディングとはさんだので、普通の練習は久しぶりである。多少なり鈍った身体を、無理矢理に起こしていく。

そう、そして、この形態は、私以外全員が喫煙者である。休憩のたびに、肩身が狭まる。

 

大きなところ、細かいところ、様々合わせて練習し、終了。FUSEを片付けて、帰路につく。この形態も、結構回数を重ねてきたので、グルーヴが高まっているのを感じる。いいね。

 

みょーちんを送ったら、ソウイチロウ君宅へ。適当な雑談をしたのち、ブログを書こうかとも思ったが、眠気には逆らえず、そのまま、眠る。