ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

8月23日 異国情緒

朝は11時半、ソウイチロウ君宅にて起床。

本当は10時に起きていたのだが、起き上がる事はなかった。液晶と触れ合ったり、また寝たりしているうちに、こうなってしまった。

昨日目を閉じたのは2時くらいだったので、結構な量、眠る事ができた。それでも、寝起きが良くはないのは、寝すぎか、睡眠の質が、まぁその辺だろう。

 

本日やる事は、深夜に演劇の練習、以上である。

もちろん、諸作業は地獄のようにあるが、約束して動く用事はそれ以外ないので、必然的に、また、グダる。まぁ、こんなもんで、あるよ。

そのうち、ソウイチロウ君がコンビニに出かけ、パンを買ってきてくれたので、ありがたく、頂く。養われているニートの気分を、存分に味わう。

 

そのうちに、ソウイチロウ君は仕事なので、見送る。私は部屋に、一人残る。

幸か不幸か、ネット上にて悪くない読み物を見つけてしまった私は、そのまま無為に時を過ごすことになる。

いやしかし、これは無為ではないと、私は説きたい。仕事がしたくない一心で、心が動かない事をやり続けるのは無為である。この読み物で、私の心は、確かに動いている。

「快」か「不快」のどちらかなら良いのだ。「楽」は続けると毒になる。それは、気をつけねばならない。

 

腹が空いた、少し遅い昼食を食べる。袋麺に、卵を入れて食べる。ソウイチロウ君宅でも、普段と食べるものは大差ないのがわかる。これがね、安いねん。

今夜はライブを観に行くことにしたので、少し多めに入れておく。パックのご飯も、食べる。

 

食べ終えたら、シャワーを浴びて、家を出る。車を出して、小倉へ向かう。駐車場に止めたら、マックに入り、コーヒー1杯で席を占拠する糞客に成り下がる。パソコンを開き、動画を編集する。

 

時間になったので、パソコンを閉じ、コーヒーのガラを捨てたら、FUSEへ向かう。

本日はコレである。

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後輩が多いので、先輩ヅラをしに行く。一応我々、名目は北九州のバンドなもので。


この辺りで、本日唯一の用事である、深夜の演劇の練習の中止が決まる。なら、福岡帰っても良かったな、という思いを飲み込み、ライブを観る。


今日は若手が多かった、若いのに、しっかりしている奴らもいる。いやぁ、凄いなぁ。嫉妬しちまうぜ。

フライデーズのGtVoカワハギ君に、先輩ヅラしてアドバイスをする。そういう流れになったので、する。

これでも十年ライブを観てきて、それなりに見る目には自信はあるので、ライブを見て思うこと、言える事は多々あると思う。しかし、やはり「そういう流れ」にならないと、言えませんよ。

「突然お前は何を偉そうに」と、向こうが思わなくても、私が思うのだ。単純に、タイミングでもないのにアドバイスしてくる年上があまり好きではないのも、ある。


トリのⅦDAYS REASONを観ながら、感慨に浸る。ちゃんと、してんなー。お見事。

「みんなのバンド」だなぁと、思う。みんなのためにバンドが存在し、バンドのために目の前のみんなが存在する。前にやったMAHOROBAも、めちゃくちゃ良かったし、「みんなのバンド」だった。

我々はね「みんなのバンド」にはね、なれない。

別に、無理になりたい訳ではないのだけれど、自分が「なれない」事は感覚で理解しているので、そういう羨ましさはある。

盛り上がるお客さん達との様相が、異国の風景のように見える。私は、あの中には、入れないのだ。


終わったら、外でフライヤーを配ろうとするも、全然、お客さんが出ていかないので、中で配らせてもらう。時折、知人と談笑しつつ、数枚、配る。


さて、人が減ってきたので、帰るとする。ソウイチロウ君の仕事終わりを待たねばいかんので、近くの知り合いのカフェバーにて時間を潰す事にする。ソウイチロウ君にその旨を伝え、少し歩くがカフェバーを目指す。


少し歩いたその先の、カフェバーは閉まっていた。ガッデムこの上ない。前に来た時も閉まっていたんだよな。タイミングが悪いのか。


仕方なく、そのまま駐車場へ。縁石に腰掛けて、ブログを書く。

しかし、書いていると、なんだが目が痛い。そのまま頭痛もしてきた。ぬ、これはいかん。ブログが遅れる旨を投稿し、車の中で横になる。もう夜は、車中でも、そこまで暑くない。目を閉じて、ソウイチロウの連絡を待つ。連絡が来たら、車を発進させ、迎えに行く。飯を食いに行く説もあったが、結局は激安スーパーへ車を向かわせる。

色々と、安い飯を買う。結局、店で食うのとそんなに変わらないのでは、というくらい、買ってしまうよね。結局ね。

あと、ソウイチロウ君宅にはなぜかフライパンの蓋がないので、宿代代わりに買ってあげる。


帰宅。

ソウイチロウ君はパック寿司を、私は冷やし中華を、出来合いの唐揚げをつまみながら、食べる。談笑も、する。食べるものを食べたら、気分はそれなりに回復した。とはいえ、疲れもあるので、そのまま、流れるように、眠る。