ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

7月28日 モウ-Low

11時、八畳間にふたつ、アラームが鳴る。

昨日の深夜から今朝にかけての撮影を終え、帰ってきたのが7時過ぎ、私はまだ、正直起きれたもんじゃないが、ソウイチロウ君は仕事なので起きなければならない。

了承は得たものの、スケジュールを組んだのは私なので、申し訳はない。ソウイチロウ君は起きて準備を始めたが、私は起きれぬ。そのうちに、ソウイチロウ君が家を出る。私は枕に向かって「あうあー」とかなんか言い、また目を閉じた。

 

13時、起床する。嗚咽を吐きながら起き抜け、水を飲む。腹も空いた、レンジで作れるご飯のやつに、卵をかけて、食べる。

 

そこから、しばしグダッたのち、ブログを書き始める。何か興が乗り、3000時も書いてしまった。しまったしまった。

 

さて、本日は、FUSEにライブを観に行く予定だ。後輩が多く出るので、そろそろ先輩風を入れ替えねばならぬ。タイムを見たら18時スタートとある。早いなぁ、仕方ない。16時過ぎたら、シャワーも浴びて、家を出る。

 

荷物を積み、車を発進させる。日曜なので、ショートカットできる狭い小道は詰まっているだろう。こういう時は逆に、大通りの方が、早い。モノレール沿いを、ひた走る。

 

ついでにポスターも配る。西小倉の方に車を止め、リバーウォークへ向かう。小倉の誇る演劇空間、北九州芸術劇場に置いてもらう。芸術劇場に置いてもらうのは初めてだったので、少し緊張しながら、お願いをする。

その後、お馴染み島村楽器にも置いてもらう。ありがとうございます。ピックを買って、店を出る。

 

さて、時刻は17:30。あと30分ほどで開演である。飯を食っておきたい。こういう日の飯はどうすればいいのか。たまに、再入場禁止の場所で17時スタート、終わりが22時みたいなイベントが組まれる事もある。空腹で、死んじゃうぜ。

 

松屋にて、ノーマライズされた豚丼を喰らい、そのままFUSEへ、チケット代を払う。じきに1番手、CHAPMANが始まる。

彼等は、私と同じ大学の、後輩にある。直接、世代が被った訳ではないが、後輩というだけで、少し、応援したくなってしまう。

 

CHAPMAN、演奏は上手いが、もうひとつ、ライブ力が足りない。曲はいいので、歌、アレンジが良くなれば然るべきタイミングで流れに乗れるだろう。頑張って続けて欲しい。

 

そんな風な先輩風を、然るべきタイミングでビュンビュンに吹かせる。どうあがいても偉そうになるので、なるべく言いたくはないのだけれど、こういう話はバンド側からするとむしろ聞きたい話なので、私は、言う。ダメやったら言うてください、黙ります。

 

そんな風に6バンド、身終えて終了。やはし、6バンドは、長い。とても疲れてしまった。

 

その後、打ち上げまで出させてもらう。ハコウチである。ライブハウス内での打ち上げを専門用語で「ハコウチ」と言うので覚えておいて損はない。何人か友達、知り合いも増え、ありがたい限りだ。

 

一瞬、FUSEを出て、北九州、本陣へと参り、ポスターとフライヤーを置かせてもらう。感謝。中々来れてないのが申し訳ない。

 

なんともなしに打ち上げは過ぎ、解散となる。私は車を迎えに行って走らせ、本日スタッフであったソウイチロウ君も乗せて帰る。

 

また、ソウイチロウ君宅にもどる。ブログを書き始めるも、眠い、激烈に眠い。くそ、文章がちゃんとかけているかもわからない。根性で、何とか