ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

5月4日 強制安息日

朝、11時にソウイチロウ君宅にて起床。起床はしたが、布団からは離れない。昨夜のライブの疲れもある、最近の寝不足気味もある。まだまだ、布団からは、離れない。


昼過ぎ、ソウイチロウ君が仕事へと赴く、私はまだ、布団から、離れない。


私は、決めたのだ、今日はもう、何もしない、安息の日にするのだ。先日読んだ本の影響ではあるが、仕事という仕事を、しない日にする。

やるべき事は、死ぬ程あるが、もうそれに罪悪感を感じる事すらせず、休むのだ、「何もしない」ことをするのだ。

そこからは、もう、惰眠の一路である。

寝床と抱き合って、携帯をいじるか、寝るかの生活。焦燥感に蓋をして、そのまま冷蔵庫の中にぶち込む。これで、良し。さぁ、何もしないぞ。

腹が減ったので、昨日頂いた差し入れを頂く。足りないので、近所のドラッグストアへ行く。少し買って、帰る。

仕事は、何もしない。順調である。


しかし、少しして、昨日のブログを書いてなかったことを思い出す。ファッキンである。こればかりは、やらない訳にはいかない。ポチリポチリと、文を書く、書いていたら、えらい長くなってしまった。まぁ良い、投稿して、また何もしない。

気がつけば夕。買ってきたパスタを茹で、ソースを絡める。ソーセージと卵を焼き、味噌汁も用意する。以上の工程を、焼き戻したカレーパンを食べながら、行う。


食事を終える。

本日は、夜に小倉にて高速バスに乗り込み、大阪へ向かわねばならない。ようやっと、その準備を始める。シャワーを浴びて、荷物を整える。

 


そして夜。時間で家を出る。ありがとうソウイチロウ君宅。宿賃として、パスタと百円を置いておくよ。


キャリーケースを転がし、モノレールに乗り、小倉へ向かう。

小倉駅の北口は寂れており、少し怖い。コンビニで水を買い、バスの集合場所へ着く。既に結構な人がいる。ゴールデンウィークか、おめでてーな、くそう。


運転手さんに名前を言い、バスに乗り込む。中はやはり、結構な人であった。「安い深夜バス」とは、数ある移動手段の中でも居心地の面で最悪と言っていいだろう、その空気が入った瞬間に視界に入る。10時間、宜しくお願いします。

と思ったら、どうやら私の隣は空席のようだ、ラッキーが過ぎる。マジで嬉しい。

席に着き、ブログを書き始める。高速バスはカーテンが閉じられているが、先程加速を始めたので、高速に乗ったのだろう。

1時間ほどしたら休憩らしい、そこから、眠るつもりである。


待っていろ、大阪よ。