ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

6月20日 鉛合金

朝、9:40、ソウイチロウ君宅にて、起床。

全身が、重い、頭が、回らん、呼吸が、浅い。やばい、これは、まずい。これは、とんでもなく、まずい。まず、起きれない。まずい。近日に引き続き、身体が、鉛である。

本日は11時より、演劇の練習である。ソウイチロウ君は既に起きて、準備を進めている。が、私は、動けない。ソウイチロウ君がシャワーを出ても、私は、動けない。何とか起き上がり、昨日買っていたサンドイッチを食べ、水を飲む。少しはマシだが、パソコンで言うならまだデスクトップも表示されていない。変な輪っかがグルグルしている。

時間である。何とか起き上がり、外へ出る。私は先にコンビニに行って、台本をプリントせねばならん。携帯から画像送ってプリントできるの便利すぎひん?と思っていたら、12ページの台本を一枚一枚印刷しなければならず無事死亡。しかも一回一回、10桁くらいの英数字を入れねばならず、過剰なるストレスに晒される。私がウサギならとっくに死んでいる。

少し遅れたが、何とか印刷を終え、ソウイチロウ君と近場の市民センターに向かう。あきら君と合流して、練習を始める。持ってくるの忘れたので、ボードゲームはなしである。しくじった。

 

新しい台本を、読み合わせる。りんごちゃんはお休みなので、3人のパートを詰める。喋りの抑揚や、テンポや意識で、話の流れが全然、変わってくる。難しいもんである。バンド同様、グルーヴを合わせねばならん。読みながら、笑いながら、練習を進める。

練習の行程が進むにつれ、段々と必要な時間も多くなってくる。始めの方は持て余していたのに、今では足りなくなってくる。今後、どんどん足りなくなるのだろうなぁ。不安。

面白いモノは出来ていると思う。まだわからん、完成度を上げるためには、どこまでも疑わなければならないが、どこまでも疑っていると、精神がつらくなる。この辺が、芸術のキツイところ。

昼過ぎに、練習は終わる。あきら君と別れて、私はバス停まで送ってもらう。送ってもらう途中、目の前に乗りたい高速バスがあったが、流石に乗れなかった。仕方ない。

腹も減ったので、先に飯を食らおう。一番近いのが母校たる大学だったので、学食にて、やまかけ蕎麦を食べる。食べ終えたら、少し大学をぶらつく。懐かしいなぁ、あいも変わらず、猫がいる。素晴らしい。

 

バスに乗り、福岡へ。バス内では、真っ先に、眠る。

 

天神に、着く。そのまま、自転車で帰ることもできたが、ここらへんで身体の鉛感を思い出す。とても30分自転車を漕げる状況ではない。仕方なくネカフェに入り。横になって、息を垂れ流す。たまに漫画を読んだら、また垂れ流す。眠りはしないが、起きている訳でもない、それくらいの人間が一人、一畳を埋めている。

 

少ししたら、やる事を沢山思い出す。やる気も少しは沸いてきたので、コーヒーを飲んで仕事を始める。

さて、朝の練習を経て、台本を書き直す。細かい部分ではあるが、神は細部に宿るという。何でもいいから宿りやがれ神め。その後、少しだけ続きを書いて、終える。

そしたら、演劇の、告知のためのフライヤーを作る。こういうの、多分、誰かに任せた方がいいよなぁと思いながら、差し迫った状況は予断を許さない。結局自分でやるしか、ない。

 

それなりに進めて、パソコンを閉じ、緑茶だけ飲んでネカフェを後にする。作業に没頭していたせいか、また鉛感を思い出す。やはり休んでいた方が、良かったかもしれない。

 

その後、アーリービリーバーズに行く。本日はバー営業をやっていて、熊本、karteのGtVo立山氏の手製の蕎麦もあるそうだ。なんだそれは、よくわからんが、行く。

着く。知り合いの姿がチラホラと、蕎麦を切る立山氏の姿があった。おいおい、想像以上に本格的であった。aint.cuculのコウキ君もいたので、色々話しながら、蕎麦の出来上がりを待つ。

先に頼んでいたコウキ君が蕎麦を食べ始める。私はまだ、待つ。何か店内はチャラいというか、浮ついた方々が結構いて、やたら大声で、とてもうるさい。しかも話す内容は大体下世話な話である。これから蕎麦を食おうという人がいるのに、平気で下の話をする精神はまるで理解できない。不快感はつのる。

蕎麦を食べ終わったら、そそくさと店を後にする。蕎麦は超絶うまかったが、気分は良くない。蕎麦はうまかったが。

自転車を漕いで、帰る。

帰り着いたら、実家にて、飯を頂く。両親は旅行中、兄は作業中なので、静かに飯を頂く。その後、出てきた兄と色々話しながら、過ごす。

 

食べ終えて、横になる。やはり、鉛。しんどい。時間がきたので、ブログを書き始める。こういう時は、このブログ作業も、それなりに、しんどい。まぁ、自分で始めた事なのだが。

 

この後、入浴し、もうちょい作業。んん、できるだろうか。んん、んー。