起きる、朝は、8:30である。
昨夜も結局、うだうだしながら、夜を更かした。明日こそはやるぞと、心に決めて、夜を更かしていた。
そして、今日である。
心が、落ち着いている。
とりあえず、お湯とバナナを入れ、朝日を浴びる。
うむ、やれそうだ。
最近、気がついた。
仕事をする上で大事なのは、いかに早起きしてやるか、ではない。
いかにして「起きてから仕事開始までの時間」を短くできるか、である。
ここでダレると全てがグダる。
具体的には、今日は毎朝やっている「適当な動画で目を覚ます」をしなかったのである。
その結果、精神はグダる事なく、今机に向かったのだ。
まぁ単純に、締め切りが今日なので、危機感に駆られたから、という説もある。
諸説、ある。
何にせよ、作業開始。コーヒーも入れる。
とりあえず、「ヒズミ回奏」用の絵を描く。
現在9:30ほど、11時までに絵を仕上げ、12時までに音を仕上げる。これで、行く。
線に線を重ね、引きに引く。
現在10:20、終わりは見えてきた。11:00には間に合いそうだ。
そして10:40。
終わった、が、待て、うん、なんだ、この絵、良くないぞ。ちょっと、良くないぞコレ。ぶっちゃけて言えば、キモい。
しかし時間もないぞ、締め切りは守りたい、納得せずとも、出すべきではないか。どうするか、どうするか。
よし、
没。
原案の第二候補だったモノを、急速で仕上げる。これかて第二候補であり、完全に納得のいくものではない。が、前の絵よりは良いはず。
グーグル先生に参考画像を貰いながら、線を重ねていくうちに、おお、案外悪くないのではないかと、思い始める。
気のせいでない事を祈りながら、仕上げる。
うむ、案外、悪くないのではないか。
現在11:20。11時までには終わらなかったが、まぁ、最悪ではない。
そしてそこから、歌を録り始める。
「ヒズミ回奏」という企画は、「その月に思った事を歌にする」のであるゆえ、出来上がりは必然、ギリギリになる。曲構成は3日前ほど、歌詞は昨日完成した。まだ全く、歌い込めていない。
ので、録音前に軽く練習をする。
歌い出しのタイミングなど、何度か間違えながら、調節していく。
商品としての価値は少ないだろう。
しかし、そういうものを。そういう、生のモノを、作りたい。そのまま、残しておきたいと、私は思っている。
カメラを置いて、録音も開始、携帯の歌詞を見ながら、歌う。
録音には、環境音も平気で入る。今回は選挙カーの音も少し入っている。
実に、生だね。
素晴らしいとは言えんが、良いとは思う。
それなりに納得のいくテイクが録れたので、録音を終える。
現在12:30、まぁまぁ、悪くないのではないだろうか。
コーヒーを入れ、昨日実家でもらったパンを食べる。とても甘かった。甘いものが食事になるかどうか。私はまぁ、どちらでも良い。
今日やる事はもう一つあるが、とりあえず放熱をしたい。しばらくは、ダレる。
しばらくダレたのち、また作業開始。
来月出す新譜の、CMを作らねばならぬ。クロスフェード、とか、トレーラーとか、ディザーとか言ったりする。まぁ何でもよい、それをせねばならん。
データを取り込み、並べ並べる。
普通に、ジャケットと、曲目が流れるだけのものでは面白くない。
動画を入れ込み、不気味な感じに仕上げてやる。
こういう遊びがないと、やってられんぜ本当に。
作業してアァーッと倒れ込んでを複数回繰り返し、結局は19時頃、完成させる。
ついでだ、午前中仕上げた「ヒズミ回奏」の動画も作り、メガバイトに変換する。
ユーチューブにアップロードし、情報を打ち込み、20時過ぎ、ツイッターにて公開。何とか、終わらせる。
あぁぁ、疲れた。本当に、疲れた。
今回上げたのが、こちらです。
よければ、見てみて下さいな。
「三月のマーチ」ヒズミ回奏、3月。
ノンフィクション「現代、ユウ」【CM】 https://youtu.be/DGeJqdzT22M
しかし空腹である。
昼も少なかったし、やはり甘いものは食事にはならぬ。
実家へと赴く、飯を頂く。
やっとこさ、少し、落ち着く。
そういえば、明日は新元号発表である。
明日で変わるわけではないが、3/31という日付もあり、もう「終わり」の空気が漂っている。
外の寒さもあり、大晦日みたいな空気が、ある。嫌いではないが。
我々は、1989年、平成元年生まれである。
「平成」に対する思い入れは、人一倍、あると思う。
そんな我々は、今年で30になると共に、平成が終わろうとしている。
時代の終わりを、感じる。
もう正式に、我々の時代ではないのだなと、そんな気がする。
夢を諦めるには、十分なタイミングだろう。
私はまだ、続けるつもりだが。
事務所へと戻る。
ブログを書き始めて、今、まもなく終わろうとしている。
三月が、終わる。
平成も、もうすぐ、終わる。
それでも我々は、続いていく。
んー、大変だぜ、これは。