ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

3月31日 更新は続いていく

起きる、朝は、8:30である。

昨夜も結局、うだうだしながら、夜を更かした。明日こそはやるぞと、心に決めて、夜を更かしていた。


そして、今日である。

心が、落ち着いている。

とりあえず、お湯とバナナを入れ、朝日を浴びる。

うむ、やれそうだ。

 


最近、気がついた。

仕事をする上で大事なのは、いかに早起きしてやるか、ではない。

いかにして「起きてから仕事開始までの時間」を短くできるか、である。


ここでダレると全てがグダる。

具体的には、今日は毎朝やっている「適当な動画で目を覚ます」をしなかったのである。

その結果、精神はグダる事なく、今机に向かったのだ。

 

 

 

まぁ単純に、締め切りが今日なので、危機感に駆られたから、という説もある。

諸説、ある。

 


何にせよ、作業開始。コーヒーも入れる。

とりあえず、「ヒズミ回奏」用の絵を描く。

現在9:30ほど、11時までに絵を仕上げ、12時までに音を仕上げる。これで、行く。


線に線を重ね、引きに引く。

現在10:20、終わりは見えてきた。11:00には間に合いそうだ。


そして10:40。

終わった、が、待て、うん、なんだ、この絵、良くないぞ。ちょっと、良くないぞコレ。ぶっちゃけて言えば、キモい。

しかし時間もないぞ、締め切りは守りたい、納得せずとも、出すべきではないか。どうするか、どうするか。

 


よし、

没。

 


原案の第二候補だったモノを、急速で仕上げる。これかて第二候補であり、完全に納得のいくものではない。が、前の絵よりは良いはず。


グーグル先生に参考画像を貰いながら、線を重ねていくうちに、おお、案外悪くないのではないかと、思い始める。

気のせいでない事を祈りながら、仕上げる。

 


うむ、案外、悪くないのではないか。

現在11:20。11時までには終わらなかったが、まぁ、最悪ではない。

 


そしてそこから、歌を録り始める。


「ヒズミ回奏」という企画は、「その月に思った事を歌にする」のであるゆえ、出来上がりは必然、ギリギリになる。曲構成は3日前ほど、歌詞は昨日完成した。まだ全く、歌い込めていない。

ので、録音前に軽く練習をする。

歌い出しのタイミングなど、何度か間違えながら、調節していく。


商品としての価値は少ないだろう。

しかし、そういうものを。そういう、生のモノを、作りたい。そのまま、残しておきたいと、私は思っている。

 


カメラを置いて、録音も開始、携帯の歌詞を見ながら、歌う。

録音には、環境音も平気で入る。今回は選挙カーの音も少し入っている。

実に、生だね。

素晴らしいとは言えんが、良いとは思う。


それなりに納得のいくテイクが録れたので、録音を終える。

現在12:30、まぁまぁ、悪くないのではないだろうか。

 


コーヒーを入れ、昨日実家でもらったパンを食べる。とても甘かった。甘いものが食事になるかどうか。私はまぁ、どちらでも良い。


今日やる事はもう一つあるが、とりあえず放熱をしたい。しばらくは、ダレる。

 


しばらくダレたのち、また作業開始。

来月出す新譜の、CMを作らねばならぬ。クロスフェード、とか、トレーラーとか、ディザーとか言ったりする。まぁ何でもよい、それをせねばならん。


データを取り込み、並べ並べる。

普通に、ジャケットと、曲目が流れるだけのものでは面白くない。

動画を入れ込み、不気味な感じに仕上げてやる。

こういう遊びがないと、やってられんぜ本当に。


作業してアァーッと倒れ込んでを複数回繰り返し、結局は19時頃、完成させる。

ついでだ、午前中仕上げた「ヒズミ回奏」の動画も作り、メガバイトに変換する。


ユーチューブにアップロードし、情報を打ち込み、20時過ぎ、ツイッターにて公開。何とか、終わらせる。

あぁぁ、疲れた。本当に、疲れた。

 


今回上げたのが、こちらです。

よければ、見てみて下さいな。

 


「三月のマーチ」ヒズミ回奏、3月。 

https://youtu.be/eDn2ONqsn4I 


ノンフィクション「現代、ユウ」【CM】 https://youtu.be/DGeJqdzT22M

 

 

 

 


しかし空腹である。

昼も少なかったし、やはり甘いものは食事にはならぬ。

 


実家へと赴く、飯を頂く。

やっとこさ、少し、落ち着く。

 


そういえば、明日は新元号発表である。

明日で変わるわけではないが、3/31という日付もあり、もう「終わり」の空気が漂っている。

外の寒さもあり、大晦日みたいな空気が、ある。嫌いではないが。

 


我々は、1989年、平成元年生まれである。

「平成」に対する思い入れは、人一倍、あると思う。

そんな我々は、今年で30になると共に、平成が終わろうとしている。

 

 

時代の終わりを、感じる。

もう正式に、我々の時代ではないのだなと、そんな気がする。

夢を諦めるには、十分なタイミングだろう。

私はまだ、続けるつもりだが。

 

 

事務所へと戻る。

ブログを書き始めて、今、まもなく終わろうとしている。

 


三月が、終わる。

平成も、もうすぐ、終わる。

それでも我々は、続いていく。

んー、大変だぜ、これは。