ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

10月19日 継戦は続く

朝は12時半、ソウイチロウ君宅で、起床。

昨夜のライブから、一夜が明けた。ソウイチロウ君は起きて準備をしている。彼は今日も仕事である。

私は本日、ソロでのライブである。入り時間は遅いので、もう少しのんびりできる。そのまま寝床で、液晶と戯れる。そのうちに、ソウイチロウ君が家を出る。私はぼちぼちと、動き出す。

まずは、ブログを書く。それを書かねば始まらない。色々とする事はあるが、まずは、ブログだ。昨夜少しだけ書いていたので、いくらか気持ちは、楽。つるつると、液晶を滑らせる。

 

書き終えたら、さて、どうするか。作業、作業をせねばならんが、する気が、起きぬ。作業は無限にあるのだ、仕事は溜まってしまって、堪らんのだ。しかし、どうもやはりライブ当日は、気持ちが、はやる。疲れもあるのだろうか。それでいてアコギを練習する訳でもない。

進むでも戻るでもなく、時間は壊死していく。窓を少し開け、流れる雲を見る。空気が薄くなってきた、秋の香りをただただ嗅ぐ。せめてもう少し、睡眠を摂ればいいものを。

 

入り時間は遅いといっても、じきに時刻は迫る。やはりアコギを練習したら、シャワーを浴びて、荷物を整える。コーヒーだけ飲んだら、大荷物を車に詰め込み、出立する。

本日、小倉ハートキーにて、弾き語り、ソロのライブである。

 

車を駐車場に停め、ハートキーに入る。昔はよくお邪魔したものだが、福岡に越してからというものは、あまり行けなくなってしまった。

6周年、毎度毎度、フライヤーやポスターも貼らせてもらって、お世話になっている。しっかりと、恩を果たさねば。

Qたけしさん、レッドアース寺澤さんのリハが終わったら私、音とループと声を確認して、布陣を整える。ソロは久しぶりである。昨今の激務で、そこまで詰めて練習もできていない。集中を、させねば。

オープンまでのあいだに、近くのUN小倉というライブハウスにお邪魔する。サポートドラマーみょーちんが、別のバンドのサポートをしているので、冷やかす。適当に知り合いと談笑したら、戻る。

しかし、紺屋町、あいも変わらず、高濃度な街である。薄暗くなってきた。夜が始まろうとしている。風俗街に縁のない私は、いそいそと隠れるようにハートキーに戻る。

 

じきに、出番である。設定を確認したら、手を上げて合図、BGNが下がり、ライブが始まる。

さて、開幕である。喋って、弾いて、録って、流して、叫びに叫んで、暴れる。弾き語りだと甘く見るな。カスバンドなら4つくらいはまとめて殺せるぞ、私は。

叩き斬るように演奏を止め、ライブは終わる。

不安だったが、何とかなったか。ありがとう、ございました。

 

機材を片付けて、後は共演者を見る。

しかし、疲れてしまった私。椅子に座って見ながら、時折、意識が飛びそうになる。いかん、これは、いかんな。

転換の合間を狙って、急ぎコンビニへ。食事もしていないので、惣菜パンを2つと、コーヒーも捩じ込み、戻る。再び共演者を見る。

見る、見る、見る。しかし、がぁ、眠い。申し訳ないが、これはもう、どうしようもない。そのうちに、腹痛にも襲われる。これ、マジで体調が危ういのではないか。何度かウォーターをクローゼットさせながら、再び、見る。しかし、腹は、痛い。

全体ライブは押しに押し、終わった時間は0時近くなっていた。精神が衰弱しま私は、しばらく、アップルジュースを飲みながら、皆様と談笑。そのうちに機材をまとめて、店を出る。ありがとう、ございました。体調、悪くて、申し訳ない。6周年、おめでとうございます。

ライブの評判は上々であった。バンドのみならず、弾き語りも、私は結構に自信がある。

しかし、なんだろうか、最近は、多量の虚無感を感じることも、ある。次に繋がる行動、が、できていないからではあるが。

それも、難しいのだよなぁ。成功の自信が、まるでない。

どうしようかね。これは。まずいかもしれん。

 

一瞬、演劇でもお世話になったアソビカイギへ。一杯飲む。地味ハロウィンもやっていたので、そのままの格好で「秋葉原にいる人」として写真を撮ってもらう。

FUSE終わりのソウイチロウ君と合流し、そのまま車で帰る。道中のコンビニで、今日の夕食と明日の朝食を買う。

食べ終えて、ブログを少し書き更新。その後、もう少し内容を書いたら眠って明日に回す予定であったが、色々ミスって面倒くさい事になったので、もう全部書いてしまう。

書き終えたので、眠る。明日もライブだ、やるぞ、ちくしょうめ。