ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

12月23日 ロクでもない日

朝は、9時30分に起床。

起きて、アラームを止める。あぁ、朝である。昨日は、サウナにまで入り、少し早めに寝たというのに、また今日は憂鬱である。こんな事なら、昨日深夜に作業をすればよかった。誰だ?早く寝て朝仕事したらいいとか言ってた啓発本は、やらせてみろ、私に。

バナナを食べて、お湯を沸かし、水筒に注いでおく。洗濯機を回す。回しながら、回らない脳で、見るでもなく液晶を眺める。

 

ワンマンまで、本当にあと少しだというのに、やる気が、でない。サウナにまで行ったのに。やる事、沢山あるのに。出ない。

「出なくてもやれ」とか言う奴、私はキライだ。

脳が思った通りに行動できる訳ではない。たまに「今日は全力でやります」みたいな発言に「いつも全力でやれよ!」と突っ込む阿呆がこの世には居る。

違うんだよ、全力でやっても、全力を出せるとは限らないんだよ。この辺の事実くらい知っておけ。お前は学生時代、すべてのテストで全力を出せたのか?悔いなき結果を残せたのか?凄いなお前。

 

とまぁ、結局は言い訳である。回らない脳で、なんとか洗濯物を干す。太陽の光を浴びて少し良くなったが、ベランダにある何奴かのフンを踏んでしまい、また憂鬱である。

なんとか、動画を作り出す。12月前半の、ライブの日を切り刻んだ。しかし、やっていても気分が乗る事はなく、持久走後半みたいな息を吐きながら、キーボードを叩いていた。どうなってんだよ私。

 

昼、適当に袋麺を入れ、またキーボードを叩く。眠くなったので、ギターの練習もする。気がついたらまた新曲を作っていたので、また練習をする。でも格好いい曲できそう。やったぜ。

昼過ぎ、これはいかんと慌てた私。何をするでもなく、とりあえず家を出て、川沿いを散歩する。川沿いで野良猫を見つけ、懐く気配がしたのでベンチに座ると、乗ってくる。そして、寝始める。最高かよお前。

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今、私が悪い気を起こせば、ものの数分もせずこいつは絶命するだろう。それなのに、寝る。アゴを掻いたら、実に気持ちのよさそうな顔をするのだ。

膝が、暖かい。

 

しばらく呆けたら、流石に膝から下ろし、少しだけ詫びて、また歩き出す。元気は、少しだけ、出た。

戻って、作業をする。また動画を少しいじり、告知のメールを何通か送る、もう、日も近い。

 

時間である。実家へ赴き、入浴と飯を頂く。コーヒーまでいただいたら、また事務所へ戻る。

事務所へ戻ったら、なんとなく、「フライヤーで十年を振り返る企画」を始める。懐かしくなってしまったのだ。ワンマンまでの間に、ノンフィクションの歴史を、感じてくれれば幸いである。波乱であった。今もだけれど。

明日以降の文も文章を書いていたら、いつのまにか時間が迫っている。やばいやばいと、ブログを書き始めて、今。

 

気がつけば、明日は24日、夜は練習である。

あと、25、26、27、28、4日分しか、作業できる時間はない。

おい、おい、おい、大丈夫なのか、私よ。頑張ってくれよ、あと少しだ。もう休みを取る時間は、ないのだ。

 

ワンマンまで、あと6日。

どうぞよろしくお願いします。